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どしゃ降りの朝

朝からものすごい大雨で、予定していた庭の草取りはパス。カツジ猫を雨の中に出て行かせるのは気の毒なので、掃除機をかけるのもパス。あらすることがない(笑)。

昨日カツジが書いていた(?)、チンチラもふもふ猫の話で思い出したけど、政府の調査がいいかげんで、地元の知事や県民が怒ってる、山口と秋田のミサイル配備基地イージス・アショアの問題。原発であれ基地であれ世界遺産であれ、ちゃんとした説明をせずに丸めこんで既成事実を作れば勝ち、っていう、この姿勢があたりまえになっているのが、本当にいや。こんな発想と姿勢は昔からあったけど、それを定着させたのはどう考えても安倍政権ですよ。

その秋田県知事の佐竹さんのお宅には、猫が何匹もいて、プーチンが秋田犬「ゆめ」のお礼にくれた、ロシアのシベリア猫、ふわふわのミール君がいるんだよね。猫たちのためにも、怪しげで不誠実で危険なミサイル基地は受け入れないでほしいと、聞いたときまずとっさに思った。
もう日本に来て何年もたつので、ミール君はロシアの貴公子風から顔つきが秋田の兄ちゃんになって来たと佐竹知事が言ってたっけ。

散らかった一角を片づけていたら、買ったままにしていた米澤穂信「いまさら翼といわれても」の文庫本が出てきて、仕事の合間にほくほくしながら読んだ。いつものことだが繊細で骨があって、日常的なようで壮大なテーマが楽しめる。作者の登場人物と作品世界への深い愛情が、メジャーというより同人誌っぽくて、ちょっと気持ち悪いのも、これはこれで、なかなかあるものではなく、まあ味わいのひとつではある。

写真は私の上の家の玄関にある、もふもふ物を集めた棚です。一番下の段にあるのは、とてもそうは見えないだろうけど、ニュージーランドで買ったヘビ。あの国にはヘビはいないんだそうで、おもちゃを作ると、現実離れしてしまって、こういうことになるらしい。

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カツジ猫