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はっちゃけようかどうしょうか

このブログで連載してる菱岡君の「大才子・小津久足」の感想が、あともうちょっとなのだけど、この終章がなかなか手ごわい。引用されてる本を読んでみたくてしょうがないのだが、そのヒマがなく、というかどーせ、このへんの本屋さんには本がなさそうだし、じゃやっぱり、これまでそうしてきたように、人の本の紹介に名を借りて自分のことを書き散らしまくる、はっちゃけ作戦で行くしかないのかねえ。最後ぐらいはもうちょっと格調高く行きたいんだけど、今さら無理か(笑)。

ゆうべ遅くまでパソコン打ちまくっていたせいか他に理由があるのか、今朝は妙に身体のふしぶしが痛く、足先も変に赤くはれて痛み、これが噂の帯状疱疹かとか、何か上から落として打ち身になってるのかしら、それにしても記憶がないのは認知症の始まりかしらとか、うっとうしい思いをひきずりながら、やっとこさ起きて風呂に入って暖まったら何とか動ける気分になり、寝たり起きたりしていたら、夕方には普通に戻って足の腫れも引いた。トシなんだからしかたがないが、突発的にあっちこっちガタが来るから予測ができないのが困る。

とにかく夕方から郵便局に出かけて小包を送り、いつもの花屋さんで珍しいきれいなバラを二本買って、なくなりかけていた猫の餌も確保して、めでたく帰宅した。わが猫カツジは最近さしみに飽きたのか、キャットフードのレトルトを食べてくれるようになって、経済的には大いに助かる。「少しだけ、だからぜいたく」みたいなキャッチフレーズの小さいパックがお気に入りのようだ。

「水の王子・村に」の電子書籍が、スマホで見るのは問題ないのだけど、パソコンだとダッシュ(―、って、これね)が全部横向きに表示されてしまう大ショックな事態が起こって、絶望のどん底にいたのだが、今度は紙の本で少部数だけ出版しようと計画している。けっこう厚くなるので、背表紙に「鳩時計文庫」のロゴを入れようということになった。二つ作ってみたが、私のパソコン担当者も、他の人も、複雑な方のバージョンがいいという意見のようで、私もそちらに傾いている。下の方のやつね。鳩時計の窓から「わにざめ」がのぞいてるのがポイントです(笑)。ヘビとまちがわれないように、背びれをつけてみました。

どうやらこちらに決まりそうな、この緑っぽい方の絵は、実はもう何十年も前に上の家が建ったとき、学生たちが「鳩時計文庫」にちなんで新築祝いにプレゼントしてくれた鳩時計をモデルにして描いたのです。えっと、実物はこれね。今もしっかり働いてます。鳩の鳴き声がしゃがれてきたので、メンテナンスに持って行きたいんだけど、この近くの信頼できる時計屋さんをまだ知らないのよね、私。

ところで今朝の国会中継では、あの統一教会とずぶずぶの萩生田がえらそうに質問をしていやがって、本当に暗黒社会の映画をみているような気がしました。ひとつ思うのは、茂木といい、こいつといい、見た目はともかく口調は変にさわやかで、まともなことを言ってるように聞こえるのね。これで皆をだますんでしょう。そして岸田も加わっていかにもまっとうな政府が機能しているように見せかける。アベだの森だの麻生だのの、酔っぱらいみたいな物言いに比べると、はるかにその不健全さが見えにくい。

だいたい野党に細かく正しく突っ込まれると、こいつらの言うことって、「攻撃してるのはあっち(北朝鮮と中国)です」と、「何年もずっと慎重に議論を重ねてきた」の二点しかないのね、結局は。そりゃアメリカにあれだけしっぽ振って合同演習にあけくれてれば、隣国近国はそれなりに準備はするだろうし、議論を重ねたのはあんたら身内の話で、普通は国として意見をまとめるときには、反対意見の人たちと討論してからにするの。常識でしょうが、そんなこと。
 でも、ひょっとして、こいつらは本気で頭の中でそういう風に思い込んでしまってるのかもしれないね。人を説得する前に、自分らがもう自己暗示にかかって、相手の国のせいだ、討論はちゃんとした、ってマジで思い込んでるんじゃないの。てめえでてめえを洗脳してるんじゃないかしらん。気持ちが悪いし、始末が悪い。最低っすよ。

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カツジ猫