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ぼくの、じこしょうかい(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

かいぬしの、ねんがじょうをみて、はじめて、ここにきたひともいるかもしれないから、
ぼくの、じこしょうかいをします。

ぼくのなまえは「かつじ」といいます。
まえのかいぬしが、つけてくれました。

このうちにきて、かいぬしと、くらしはじめてから、
ごねんに、なります。
こねこのときに、かいぬしの、いなかのいえにまよいこんだから、
だいたい、ごさいぐらいとおもいます。

ぼくの、けはながいけど、しゅるいは、よくわからないそうです。
みたとおり、くろと、はいいろのけいろです。
めは、みどりがかった、きんいろです。

このいえにきたときは、えいずじゃなかったけど、
いつのまにか、ようせいになっていて、かいぬしは、
「そとには、でないようにしているのに、
いったい、いつ、うつされたの。
かみきずも、なかったようなのに。
ほんとうに、おまえぐらいしかできない、へまなげいとうだよ」
と、ふしぎがっています。

でも、じゅういさんから、おくすりをもらってきて、
まいにち、めに、さしてくれます。
ぶらしも、かけてくれます。
ぼくは、わりと、かみつくくせがあるので、かいぬしは、
「びびりなぶん、きょうぼうになるのよね」といっています。

かいぬしのいえは、ふるいのと、あたらしい、ちいさいのと、にけんあって、
ぼくは、あたらしいほうのいえに、います。
ふるいほうのいえには、じゅうごさいくらいになる、
「まき」さんと、「ぐれいす」さんという、おばさんねこが、います。
ぼくだけ、なんで、このいえに、いれてもらったかというと、
「はきがないし、じゃんぷりょくもないから、ものをこわさない」からだそうです。

このごろ、かいぬしは、よくいえにいるので、ぼくは、まんぞくです。
よるは、べっどに、かいぬしがいくと、ぼくもすぐ、いってねます。
そうしたら、かいぬしは、てれびをけして、
「はいはい」といって、ぼくをだいて、ねます。

「わたしのまえに、ちゃんとしぬんだよ。
でも、ながいきは、しなさいよ」と、かいぬしは、
ぼくをだきながら、むちゃくちゃなことをいいます。
これからどうなるかは、ぼくにもわからないけど、
まだしばらく、このいえで、かいぬしと、くらせると、いいな。。

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カツジ猫