「国文学史」関係(1)
福岡教育大学2020年度後期「国文学史」関係の受講生の皆さんへの連絡板専用です。
概要と諸注意
授業は全15回。5日間の集中講義で行います。
感染予防のために、資料の配布はしません。代わりにここを見て下さい。
また、単位はレポート提出により採点しますが、これもこのホームページの「お手紙」欄から投稿してもらいます。
評価などの連絡をすることもあるので、受講生は各自ペンネーム(授業中に提示)を選んで、連絡には、学籍番号をつけて、それを使用して下さい。
最終日の22日に1人5分ほどで、レポートの発表をします。他の人は、その感想も提出します。
レポートの課題は、以下のどれかから、1つを選んで下さい。原稿は「お手紙」欄から私に送って下さい。この連絡板に公開して受講生全員に見てもらいます。
レポート課題(以下の4つから、一つだけ選んで下さい)
①江戸時代に関する論文や著作を読み、「江戸時代の人の理屈っぽさ」について、何らかの言及があるものを探す。成果がない場合でも、読んだ論文のタイトルをすべて記す。だいたいの内容も書く。
②江戸時代に関する論文や著作をよみ、「江戸時代の人のぬれぎぬ好き」について、何らかの言及があるものを探す。成果がない場合でも、読んだ論文や書籍のタイトルをすべて記す。だいたいの内容も書く。
③博多座で公演中の歌舞伎を見て、観劇記を書く。
④「連句」を作る。形式は36句の「歌仙」。参加者は3名以下とする。
⑤「平家物語」の範頼について、調べたことを書く。(新規追加)
⑥「連歌と連句のちがい」について、効果的に説明できる資料を作る。(新規追加)
⑦その他
授業進行
なお、レポートの課題との関係で、テキストの「歌舞伎」「誹諧」関係の項目を先に講義する。
授業はおおむね、テキスト(「江戸文学史やわ」)と、板書で行う。参考資料は毎回、ここにリンクするので、あとで見ておくこと。授業中に見てもかまわない。
大まかな全体の予定(第二限以降)
変更もあり得る。
また、全体が関連するので、どこの部分にも他の部分の話がまじっている。
「自分の選んだ課題とは関係ない」と思って無関心にならないように。
第二限
レポート課題のための参考資料提示
「江戸の理屈好き」 備忘録(いたさかランド)
「ぬれぎぬ好き」 助六(テキスト)
「観劇記」 平家物語(テキスト)
「連句」 実作(いたさかランド)
第三限
文学史は作られる(テキスト)
第四~第五限
歌舞伎および誹諧について(テキスト)
第六限
草双紙について(テキストおよび実物)
第七~第八限
西鶴について(テキスト)
中国文学の流入について(テキスト)
第九限
和歌について(資料追加)
第十~十二限
戯作について(テキスト)
第十三~第十五限
レポート発表
(写真は江戸時代に出版された本。授業でいくつか紹介します。)