発表資料(1)
集中講義の発表資料が届いています。受講生の皆さんは読んでおいて下さい。
◇同じテーマを選んでいる人、できたら、ちがう資料を見つけて下さい。いくらでもあると思うので。なるべく重ならないように。
◇できたら、これからの人は、ひとつかふたつでいいですから、範頼の名前が出ている箇所だけでも原文を引用してみて下さい。イメージがつかみやすくなります。めばるさんは追加してもいいです。その時はこの欄で加えた分を更新しておきます。
めばるさん
【範頼について】
源範頼のプロフィールについて
・デジタル大辞泉
・日本人名大辞典+Plus
・世界大百科事典 第二版
・精選版 日本語大辞典
・旺文社日本史事典 三訂版 より
生没は不明となっているものが多い。没は伊豆に流された1193年を説に取ることが多いようだ。
義朝の六男。通称、蒲冠者(がまのかじゃ)。これは蒲御厨でうまれたためと言われている。
兄頼朝の挙兵に呼応し、弟義経とともに義仲を追討。
しかし1193頼朝に謀反の疑いで伊豆に流される。
平家物語から見る
・漫画で読む 平家物語 学研 2014年
・絵で読む日本の古典 平家物語 ポプラ社 2012年
・平家物語 古川日出夫全訳 河出書房新社 2016年
・平家物語①② 新編日本古典文学全集 小学館 1994年
・平家物語上 下 日本古典文学大系32 岩波書店 1959年
本文に注釈や現代語訳をしているものを複数見ていった。しかし、多くの場合は名前だけ出るか、注釈があっても上に述べたプロフィールが述べられている。頼朝の弟もしく、義経の兄という書かれ方が多かった。
登場場面は俱利伽羅峠の戦い辺りからになる
平家物語、源氏に関する資料より
・平家物語を読む 永積安明 岩波ジュニア新書 1980年
・平家物語と語り 三弥井書店 1992年
・平家公達草紙 笠間書院 2017年
細かく述べられているものを見ても、平清盛→木曾義仲→源頼朝→源義経という述べられ方で出てくることはほとんどなかった。