あかりちゃんは元気。
◇だいぶ前に買って来て、外におきっぱなしていた「あかり」という、かわいい赤い花のつく植物、一時期枯れたかと思っていたら、このごろまた赤い花を元気につけはじめました。うれしい。
ついでに、去年「ヒゲの隊長」を論破した、「あかりちゃん」の方はどうしているんだろうと、ツイッターをのぞいて見たら、池田清彦さんと同様、実に面白いためになる記事が並んでいました。
https://twitter.com/oshieteakari
その中に、こんなのがあります。
「自民党のCM見た?
雇用110万人増加とか言ってるけど
90万人以上が非正規雇用65歳以上のお年寄り。
25歳から55歳は50万人減。
非正規は4割を超えワーキング・プアは1100万人を突破
こいつらのレトリックに騙されるな!」
私も昨夜、ホークスがロッテを6点差からひっくりかえした試合に、あきれはてて、どうなってるのか映像を見てたら、首相が出てるこのCMが冒頭に出て、うんざりしてました。
本当に、いつものやり方ですね。その時逃れのことばだけを、都合よく切り取った資料で、金にまかせてシャワーのようにふりかけておけば、忙しい人たちは信じるだろうと思っている。政策以前に、人をバカにしすぎです。
こんなのもありました。
「共産党政策委員長
『人を殺す為の防衛費』→更迭
自民党元法務大臣
『国民主権、基本的人権、平和主義、これをなくさなければ』→拍手
自民党政務調査会長
『国民の生活が大事なんて政治は間違っている』『戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事』→首相候補
…自民党のが怖いんだが…
そう、私もまったく同感です。
ついでに言うと、毎日新聞で、首相を一面に紹介してたのはありゃ何だと私怒ってましたが、どうやら党首の選挙運動のシリーズだったらしくて、この前は民進党の岡田さんが紹介されてました。
その中に、「首相をウソつき」というのは、一国の総理に対して失礼だと「不正確」だっけ、わざわざ難解でもちゃんとしたことばを岡田さんは使う、律義さ、生真面目さ、とありました。
共産党の更迭も、辞職にあたってのご本人の説明も、私は選挙対策というより、あいかわらずのまっとうな生真面目さだと思い、感心もしたけど、もうもう、革新を訴え革命を訴える弱者なら許されてもいいだろう、乱暴さや雑さを、この人たちは自分に許さないつもりか、よかれあしかれ、まあよかれですが、政権与党なみの風格だと、笑っていいのか泣いていいのかわからない気分になったもんです(笑)。
それを、この岡田さんのお人柄にも感じました。この人、昔からそうでしたけど。
ひきかえて、自民党に限りませんが、政治をになう人たちの、この野放図さ、このゆるさ。特に、『戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事』などという発言する人たちを、公明党の方々はどうして認められるのでしょう。
◇そして、あかりちゃんが紹介してくれていた、この歌と映像、最高でした。皆さん、ぜひごらんになって拡散して下さい。
https://twitter.com/SEALDs_Kansai/status/748113052134838273
感想はまた書きますが、疲れて迷っていた私の心にも、これは本当にしみこんで来ました。とてもよく出来ている、という以上に、こんなものが生み出せる若い人たちがいることに、とても救いを感じます。