あさの、ぼく(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
かいぬしは、「ぜったいてきに、じかんがたりない」とぼやきながら、
そのわりに、けっこう、だらだらすごしています。
「たいりょくがおちたぜよ」とかいってるけど、
ぼくにいわせれば、ちゃんとねて、たべたら、
かいけつするもんだいだとおもいます。
ぼくは、まいあさ、かいぬしがおきたあとも、
べっどのうえで、ねています。
「ふとんを、きれいに、できないんだよ。
おまえがそこに、そうしていると」と、かいぬしはなげいて、
「しょうこしゃしんをとっておこう」といって、
ねているぼくを、かめらでとります。
でも、さいきん、ぼくは、かいぬしが、だいどころにいくと、
すぐに、べっどからおりて、
あさのおやつをもらいにいくので、
このもんだいは、ほぼかいけつしつつあります。
このまえのよる、ぼくが、かいぬしのそばのいすで、
きもちよくねていたら、
すぐそばで、おおきなねこの、なきごえがしたので、
ぼくは、とびあがっておきて、
つくえのうえや、まどのそとを、さがしまわりました。
でも、どこにも、ねこはいなくて、
かいぬしが「あー、わるかったわるかった。
ぱそこんのなかで、『にゃーうー』というなきごえが、
とてもかわいいといっている、どうががあったもんだから」
と、いいわけしました。
かいぬしは、そのどうがを、もういっかいみたいらしいけど、
ぼくがおどろくから、みられないらしいです。
「おまえが、にわにいったときに、みよう」
といっていました。