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あれこれあれこれ。

◇小説「卵をめぐる祖父の戦争」が相当面白かった。レニングラード攻防戦をこんな風に背景に使えるなんてなあ。最後の最後のセリフも私としては超シビレタ(笑)。
作者は映画監督でもあるデヴィッド・ベニオフで、どっかで聞いた名前と思ったら、この人「トロイ」の監督なのな。そう言や、赤軍兵士のコーリャって、ブラッド・ピットにちょっと似てるかも。

◇「新世界より」のアニメのDVDが出てたんで、借りてきて見た。私、最近の目がでかすぎて身体が細すぎるアニメの映像って、どーも受けつけないんだけど、それなりによかったよ、雰囲気も出てたし。だけど、第一巻のDVD、一話しか入ってないって、そりゃあんまりだろ。

◇海外ドラマの「フォーリング・スカイ」を見はじめた。最初の方、何だか展開が月並みだしテンポはのろいし、これでよく打ち切られなかったな、さすがスピルバーグの作品と変な感心をしていたら、じわじわ面白くなってきた。でもまー、リドリー・スコットの映画「プロメテウス」もなかなか気持悪かったけど、これもまた、よくもまあ、あんな気味わるいもの、子どもの背中にくっつけるよな。こっちの背筋が、ぞげぞげして来た。洗脳やカルトの映像化としちゃ、いい味出してるのかもしれん。

いっしょに見たキャラママさんは、「あー、エイリアンの攻撃で人類の90%がほろびてしまった絶望的な状況? そんなの、このところの大学がおかしな方針おしつけられて、どんどん変になってるのに比べたら、よっぽど希望があるわよー」なんて、何だかむちゃくちゃ言うとりました。

◇それから、ゆきうさぎさんは、お母さまから、「何か大きな事故があったの?」と聞かれて、人質事件のことを説明しようと思ったら、事件の発端やら背景やらが、もう今さらどこでも説明してないし、さっぱりわからんので困る、とぼやいてたそうです。
私も、よくいくサイトの方のブログがずっと更新されないのは、海外関連の会社につとめておられたような気がするので、ひどく心配してました。やっと更新されてほっとしましたが、それも亡くなられた方のことを考えると喜べない気がして、複雑です。

それにしても、これにからめて、邦人救出のために自衛隊法をどうかしようとか言い出す人って、体罰問題で入試中止をしようとした人とちがうような同じような、どっちにしても火事場泥棒ということばを、とっさに連想するんだよな、私なんかは。

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カツジ猫