1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. いったい何があったのだろう?(笑)

いったい何があったのだろう?(笑)

ちょっと汚い話なので、お食事中の方などはご注意を。

昨夜また、カツジ猫が玄関ドアからするっと外に出てしまいました。
私も体調が悪く、いいかげん疲れていたので、もうおまえなんか飼ってやるもんか症候群に陥って、ドアをしめてかぎをかけ、灯りも消してしまいました。(数日前にも同じことをしたから、書いているとデジャブですが。)

しばらくして外で、うぎゃあとすごい声がしたので、ははあ、外猫バギイのエサをねらってくる、でかいノラ猫と遭遇したなと思いましたが、腹が立っていたので放っておきました。
さらにしばらくして、ドアを開けて呼ぶと、うみゃあと哀しげな声がしてお隣の床下あたりから黒い煙のようにカツジがやってきました。
家に入れてやろうとすると、お尻に何かくっついていて、よく見たら後脚からお腹まで一面うんちで汚れています。
少しは手でとってやったのですが、本人そのまま玄関にかけこみ、自分でお腹をなめようとするのですが、汚れすぎていて、どうしていいのかわからない模様。

しょうがないので、風呂場につれこみ、シャワーでお湯をざあざあかけまくって、お尻の穴まできれいに洗ってやりました。
思ったほどさわがず、いやがって逃げてはいましたが、一度うぎゃあと鳴いた他は、かみつきもせずされるままで、子猫のときに洗ってもらっていたのかしらんと思うほどでした。

でも、シャワーをかけようとしていたとたん、いきなりカベチョロが天井から落っこちてきて、カツジはそれに突進し、お腹も汚れたまま、シャワーも気にしながら、カベチョロくわえてうなるので、私は「こらまた、そうやって、話をそらせるんじゃない!」とわけのわからん叱り方をしながらお湯をかけたのですが、カツジが逃げ回っている間に、カベチョロもどこかに逃げてしまいました。

一応カツジも風呂場もきれいにして、タオルでふいてやろうとしたら、ぐしょぬれのまま逃げ出し、やっとつかまえてタオルでふきあげましたが、まだぬれているし、大奮発して今年初めてのエアコンで暖房をつけてやって、風邪をひかないようにしてやりました。毛布の上でせっせとお化粧していましたが、一応風邪をひいた様子もなく大丈夫のようです。
ただ、今朝からずっと、いまひとつ精彩がなく、何やら毛色もまた灰色っぽくなったようで(笑)外にもあまり出たがりません。

外でトイレしているところをノラに襲われたのかなあと思っていたのですが、もしかしたら、ノラに飛びかかられて、びっくりしてうんちをもらしてしまったのかな、それでノラもあきれて逃げてしまったのかな、真相は永遠にわかりませんが。

こいつは私が疲れたり落ちこんだり、不安定な気分でいたりすると、鏡のようにそれを反映して、そわそわいらいらしはじめます。そして家中走り回って私のじゃまをし、いらだちをつのらせ、凶暴になり、最後は閉めだされるはめになったりするのです。
ある意味、いいバロメーターではありますが。(笑)
今週はまた数日、出張でお留守番させるかもしれないので、少しかわいそうですが、しかたないですね。
何があっても、どっかり落ちついていた、これまで飼った他の猫たちがなつかしいです。とか書いたら、また落ちこむんだろうなあ、カツジ。

こんな話を聞くたびに、よく行くお店のオーナーは「あ~、そんな男、知ってます。何人も知ってます。芸術系に多い」とか笑うし、じゅうばこは、「絶対、猫というのはうそで、あんたが同居してる男のことを書いてると皆思ってる」と言います。知らんがな。

Twitter Facebook
カツジ猫