いつも最初は黄色
庭のユリがいっせいに開こうとしている。うれしいけれど何かもう恐ろしい(笑)。
今日トップを切って咲いていたのは、奥庭の黄色いユリ。通路を防ぐかっこうになっていたので、思い切って切ってきて、部屋に飾った。
何かもう、ほれぼれ。ただし匂いはさっぱりしないな、この品種。
それにしても、バラも最初に開いたのは黄色だったし、この色の花たちは、うちの庭では先陣争いの常連なんだろうか。
中庭では、雑草を抜く前に、ジャスミンの茂みがのびまくって、雑草を見えなくしてしまった。春蘭はそろそろ終わったが、これから秋までは、ジンジャーで切り花には不自由しない。そう言えばその内にカンナも伸び始めるんだろうな。ぶるぶる。ジャスミンの茂みを切って、パンジーの花を新しいのに植え替えて、ひょっとしたらば、柿の木の小さなのを地植えしてしまおうかという、私の無謀な計画の数々を何としよう。
この十分の一のペースで、国文の勉強ができたらいいのに! 小説の方はどんどん書けるし、もうどうやって抑えたらいいものやら。
ネレ・ノイハウスのミステリをまたちびちびと読み出してる。今読んでるのは「穢れた風」で、風力発電の計画をめぐる企業や地元のごたごたが題材だ。
私は環境問題にはちっとも詳しくないのだが、太陽光や風力発電などの自然破壊や環境破壊が問題になるたびに、個人的には強烈な違和感を持つ。いろんな問題はあるだろうが、とにもかくにも原発よりは絶対に、なんぼかましと思うのに、もう比較にもならないのにと思ってしまう。全然いい例ではないだろうけど、痴漢や万引きぐらい、強盗殺人レイプ犯よりは目をつぶってがまんできると言いたいぐらい。危険度にしろ廃棄物の問題にしろ、原子力発電の凶暴さと未来のなさは、他のどんなエネルギーとも比較にならない。あんなものを一日でも稼働させるぐらいなら、石炭その他のエネルギーを無事に使える方法を大急ぎで研究する方が、まだよっぽど合理的で健全だと思う。
マイナンバーカードに関するトラブル、いろいろともう、ぐちゃぐちゃだな。こんなので強引にスタートさせるって、いったいぜんたい正気かよ。