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いやはや。

◇甘く見ていたら、マイナンバーの特集をしている「サンデー毎日」がいつも行く本屋で、売り切れていました。注文したら2週間もかかるというので、びびって断り、別の本屋で一冊だけ残っていたのを手に入れました。この特集のせいかな、志位委員長のインタビュー記事のせいかな、品切れになるほど売れたのは。

◇本屋と言えば、東京のどっかのジュンク堂が「民主主義フェア」というのをやろうとしたら、抗議が殺到して中止したとかしないとか。もう、まともとは思えない。腹が立つなんてものじゃない。
嫌韓本とやらが少し前に、いろんな書店で山積みになっていたとき、そういう特設コーナーがある店では本を買わないように何となくしていたが、抗議してやめさせるという発想はなかった。東京の国際線の空港の書店にも、そういう特設コーナーがあったらしくて、「こんなのは日本だけだろう」と、あきれた人のツイートはいくつも見たけど、そういう人は相当多かったはずだけど、それでも「やめさせる」という抗議行動にならなかったのは、書店の本を「売るな」と介入することの、おぞましさ、恐さを皆がわかっていたからだと思う。どんなにいやな本が売られていても、それは買わないようにすることで食い止めるしかないと、皆が思っていたし、事実そうなった。最近では大学生協などをはじめとした、あちこちの本屋で「シールズ」関係の本を並べるところが出て来ているようだし。

で、それを、力づくでやめさせようとする人たちの神経って、いったいぜんたい何なのさ。
あれだけ下品な国辱ものの、他国のワルクチ垂れ流して書き散らした、たいがい中身も薄い本を売れるからって並べていたのに、苦々しい思いをしていた人が多かったのも知らないのか、書店が別の売れる本を並べたとたんに自分らの気に入らないからケチつけるのって、知性も品性もなさすぎる。他国の悪口言ってる場合か。自分らが日本国民としてふさわしいかどうか、じっくり考えるのが先だろう。自分の頭のハエを追えというのは、こういう時の言葉だろう。

自分たちが何によって許されてるのか、守られてるのか、ほんとにわかってないんだなあ。つくづく、そう思う。

とにかく、今や「本屋も戦場」なんだそうで、皆さん、三度の飯を一回ぐらい抜いても、気に入った本は買って下さい。書店になかったら注文して下さい。「この本をおいてほしい」と言って下さい。それが、私たちの望む本や文化を生み育て守ることにつながるのです。

https://twitter.com/AyumiBooksUnion

◇BBC放送が、日本の学生運動について報道しています。参考までに。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34600456

◇お天気が妙に良すぎて暑かったりするおかげで、明日の仕事に着て行く服が決められない。夜が明けて外の様子を見てから考えるしかないなこりゃ。

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カツジ猫