ぼくの、らいばるたち(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
さいきん、いえのまわりに、いろんな、ねこが、しゅつぼつします。
こねこが、やっとおとなになったような、
ちゅうとはんぱな、おおきさの、やつばかりです。
しろくろの、よくにたやつが、にひき、いたけれど、
きょうは、しろいところがおおい、ちゃいろの、しまの、ねこが、いました。
みな、わがものがおに、そのへんを、かけまわっているので、
ぼくは、すごく、きになって、いつも、にわにでて、
かなあみのなかから、そとをにらんでいます。
「ほうっておきなさい、かぜをひくよ」と、かいぬしはいうけど、
きになるから、しょうがないんだい。
かいぬしは、きょう、ぼくの、といれになっている、
にわの、すなばを、そうじしてくれました。
「なんだか、うんちが、やわらかくなっているみたいだけど、
たいちょうは、だいじょうぶなのかな」と、
しんぱいして、おさしみを、わけてくれるときも、
なまじゃなくて、にたのを、くれました。
まあまあの、あじだったので、いちおうは、たべたけど、
やっぱり、なまのが、おいしいな。
ぼくは、まいばん、べっどのうえに、たたんである、
もうふのうえに、ねているけど、
かいぬしが、ふとんにはいると、そこから、おきて、
かいぬしの、ふとんに、はいりに、いきます。
かいぬしは、ぼくの、かおをみながら、
「まあ、そんなに、わるいかおじゃないね。
ちょっと、めが、おちつきがないかな」と、いったりします。
ぼくは、しらんかおで、ねて、
あつくなったら、ふとんをでて、かいぬしのとなりの、
ぼくようの、まくらのうえで、ねます。
あの、ねこたちは、みんな、どこで、ねるのかな。
かわれている、ねこも、いるのかな。
かいぬしも、きになっているようで、
「そとねこの『しまお』がしんでから、
もう、そとねこを、かうつもりはないけれど、
ちかくの、ねこずきの、おうちが、あるから、
そこで、えさを、もらっているのかもね」と、いっています。