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いろいろと、急がなきゃ

張本勲さんが亡くなったのですね。私とそんなに年がちがわないではないか。いろいろ、仕事や片づけを急がねばと、あらためて思ったりする。
 ずっと以前に書いた記事ですが、リンクしておきます。

長崎の少年たち

読書会に行ったら、メンバーの方から、むかごと冬瓜をいただいた。さっそく料理せねばと思うが、こんな立派な食材を扱ったことのない私に、できるのかしら。ぶるぶる。

読書会の俳書はこの間から読んでいる、幕末の「露台集」だが、あいかわらず、紙一重で下手か平凡になりそうで、そうはならない句が続いて、毎回感心してしまう。作者は全国さまざまな人が句を寄せているので、これはやっぱり時代のせいなのだろうか。

 何ひとつ不足なき日ぞ福寿草

 我(わが)こゝろ我(われ)にもどりて花に風

 つむよりも洗ふ香(か)深き田芹(たぜり)かな

 ぬくい日といふ口さきを時雨(しぐれ)けり

などを、皆で堪能していた中に、

 とめられて寝て迄(まで)聞(きく)や春の雨

の作者が女性なのに、お一人が気づいて、「自宅のことが気になっているのもあるだろう」と指摘されたり、私が「ひとつまちがうと、しょーもない句になってしまう例」として、大学の授業で習った「右の手の左うらやむ田植えかな」(ぎゃ、今調べたら小林一茶の有名な句? でも検索し直すと芭蕉の句ともあるし、どっちにしても解釈は嘘っぽいし、AIの怪しさ満載だった)というのを紹介して、田植えのときは、右手だけがいそがしく苗を植えてるから、何もしないでいい左手をうらやましがってる、という、くだらん句ですねと説明したら、高齢の農家の男性が「いやー、でも田植えのときは左手も苗をわけたりして、けっこう忙しく働いているんだが」とおっしゃったり、こちらもいろいろ学ぶことが多い。

 余の草も薄(すすき)につれるうねりかな

というのも、秋の野原の情景で壮大でいいと言い合っていたら、またお一人が「人の社会を諷刺しているようにも見える」とおっしゃり、「有力な動きに皆が追随するってことか」という話になって、私がつい「福岡県議会みたいにですか」と言っちゃったのをきっかけに、タイタニック騒ぎでまた盛り上がった。「あれは、腰をつかまれてる女性議員も、どんなに嫌だったかと思う。さっさと真っ先に反省の発言したのも、そのせいもあったかも」とかいう意見もあって、テレビで映像を見たときは、醜悪の限りと思って、女性議員たちにもうんざりしてたが、そういう見方もできるなと、これまた勉強になった。

なかなか面白いのだが、そうやって横道にそれるから、なかなか翻刻が進まない。これって私が道草症候群を振りまいているのかしら。困ったものだ。

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カツジ猫