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いろいろやってみるしかないか

雪の中を長靴で買い物に行くのも乙なもんだと、たかをくくっていたところが、そんなことどころではなく、溶けかけた雪がばりばり凍って、歩いていてさえすべりやすく、こんな時に骨折したって病院でちゃんと対応してくれる余裕があるとも思えないし、結局昨日は近くのポストに行っただけで、家にこもって仕事しました。

洗濯物がたまって来たので、いちかばちか洗って軒下に干した。吹雪いているから、どうなることやら。室内干しって手もあるんだけど、まあいろいろとやってみるしかないね。
パンを買いこんでおいてよかった。野菜も肉も買い置きがあるから、猫にわけてやるおさしみさえあきらめれば、スーパーに行かなくても籠城はできる。ただ、明日か最低でも明後日の朝までには返さなきゃならないDVDが三枚あって、これはいやだなあ。遭難覚悟でレンタルショップまで歩いて行くしかないのかな。

パンジーたちも、さすがに雪に埋もれてうなだれている。何とかしてやりたいが、どうしたらいいのだろう。せめては雪を払っておくか。
ノラ猫たちも、こんな中どうして過ごしているのだろうな。猫団子になっていれば多分何とか大丈夫なのじゃないかと思うけど。ここ数日まったく姿が見えない。

「ガーンジー島の読書会の秘密」のDVD、最初のあたりを見逃してたので、見直している。これ、負け惜しみじゃなく、そういう観方の方が楽しめたのじゃないかというぐらい、後半からラストを知っていると、冒頭から中盤が面白い(笑)。よくできている小説を再読するような快感がある。主役級の一人の女性エリザベスは、私の分類で言うとまさに筋金入りの「情けあるおのこ」である。そう言えば朝のラジオで、「鬼滅の刃」の魅力のひとつは、他者のために生きる生き方で、そこに感動し共感する人が多いのではないか、コロナを乗り切るにも、それが今は重要なキーワードになっているのではないかというようなことを述べていた。

コロナと言えばスガ首相の会見の評判は、あいかわらずさんざんで、その評価も地に落ちた観がある。彼の言うことすること(というか、しないこと)に腹が立つのは私だって同じだが、コメントの悪口のさまざまを見ていると、そもそもアベ政権を継承すると最初にはっきり宣言してるんだし、あの人はすべてもともと、どう見てもそういう人だったんだから、今さらそれに激怒しても憤慨しても、そりゃスガ首相的にはどうしていいかわからんということだろうとは思う。ある意味最初から、期待を持たせるようなことは何も言ってなかったのだから、いったい何を失望したり絶望したりしているんだか不思議なくらいだ。

「民主党政権の方がまだよかった」「民主党政権のほうがマシだったと思う日が来るとは思わなかった」という声もちらほら見るようになった。めでたいことだが、これも私には朝早くたたき起こされて「ちょっと! 太陽が東から上ってます!」と耳元でわめかれたのと、ほぼ同じ気分でしかない。いいけど。それはそうなんだから。でもさ、長すぎるよ、気づくまでが。

そう言えば、毎日新聞が紙面ぶちぬきで、国立大の学長選挙のことを報じていた。これについては、大学ももちろんいかんが、根本の責任は文科省にあり政府にあり、それを許した国民とマスコミにあり、もちろんめぐりめぐって、訴えが足りなかった大学にもある。記事にも名前が上がっていた福岡教育大学の状況については、現場からの報告のページもいろいろあるし、さしあたり、このホームページでは、私が書きまくった「福岡教育大学物語」を読んで読んで読みまくってほしい。余力がおありの方は、その根本の問題にも触れる「大学入試物語」も読んでいただきたい。時期的には、こっちの方が関心を持っていただけるかな。

さらにつけ加えると、オリンピックについて、いや笑っちゃいかんが、もう笑うしかないやんか、これ

写真は昨日のですが、今日も似たようなもの。おや、でも今、日が照って来た。

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カツジ猫