うまく行きすぎると思ったら。

◇このところ、実家の片づけをして処分しなければならない食器やふとんや小型の家電を、せっせと車で積んで帰っては、必要な方々にさしあげている。
そういうこともふくめて、だいたい何もかもがうまく行っていたので、かえってちょっと不安だったら、今日は上の家の台所と廊下に増設しようとしていた食器用の戸棚の板が、書棚と同じにしてくれると思いこんでいたら、合板になっていて、あまりにもイメージがちがうので、急遽中止してやり直してもらうはめになった。追加料金を取られるだろうから頭が痛いが、これまでの経験から言って、こういう書棚や家具に費やしたお金の額はその内に忘れてしまうもの、その一方、気に入らないものを我慢して作ってもらってしまったら、何十年も、私なんかでは、もうほぼ死ぬまで、その気に入らないものを日夜見て、ぎりぎり歯噛みして怒ることになるから、そのストレスははかり知れない。

家じゅうの書棚は、どうせ加工もしていない荒削りなものだが、だからこそ、それなりの味わいがあり、すべての棚をそれで統一するからこそ、家じゅう棚という圧迫感にも何とか耐えられるのだから、ここは絶対に妥協はできない。
そこに迷いはないのだが、貴重な一日が無駄になったのは、ほんと痛い。まあしかたがない。明日は大工さんも休みなので、３１日のむなかた九条の会１０周年の記念行事の準備でもして過ごそう。

記念行事の詳しい予定については、また明日書きますが、河東コミュニティセンターをほぼ借り切って、朝の１０時に開会、民族舞踊「エイサー」の上演のあと、私が会の歴史について１０分ほどしゃべって、それから、天久泰弁護士の講演「じの～んちゅのゆううつ」が１１：００～１２：００です。
１３：００からの午後の部では、「憲法」「原発」「教育」の三つの分科会にわかれて、それぞれ、講演や映画の上映、お茶を飲みながらの話し合いをします。１５：００ごろに、各分科会でまとめをしてそのまま解散です。

気軽にふらりと立ち寄れますよ。あ、そうだ、私の実家から運んだ、器や雑貨もご自由にお持ち帰りいただくことになっています。車に積めるだけ積んで来ますが、数に限りがあるので、お早目においで下さい。

◇おとといの夜は一人でお留守番だったカツジ猫は、ゆうべ帰ったとき、床でころころころげ回り、家じゅう弾丸のように走り回り、見るからに元気だったので、ほっとしていたら、今朝見るとまた庭で吐いていた。やっぱり淋しいと体調がよくないのかな。しかし、これからのこともあるから、お泊りには慣れてもらわないとなあ。