うわあ…。
◇ちゃんと書かなくてはならないことはいっぱいあるのですが、本職の仕事が進まなくて、にっちもさっちも行かないから、ただもう、くだらないことだけ書きます。
ものを片づけるのに私の場合は、「これはここ、とにかくここ」と、どんどん放りこめる場所が特定されると、かなりはかどって来るんですが、実際それで、食器類だの洋服だのは、わりとめどがついて来ているのですが、「下着」と「靴下(ソックスとストッキング)」の量を完全に見誤りました。叔母の遺したもの、自分で買ったもの、もう、どこからでもいくらも限りなく出て来る。ほんとに、すごい。自分であきれる。
当初の予定では、ボックス4つに入れるだけ入れて、あとは処分しようと思っていたのですが、けっこう新しいのもあって、到底それには収まらない。しかし、常識で考えて、やっぱりそれ以上にはしたくないので、とにかくどこかにつめこんで、古いのからどんどん捨てて行こうと思うのですが、何しろ量の圧倒的な多さに、もう判断力がマヒして来てしまった。もはや、全体像が見えていないので、総合的判断ができないのです。
しかも多分、しだこだしたものが、あともうひと箱かそこらぐらいは、田舎の家にまだあるんだよなあ。
まあとにかく、やっと少し片づいていたクローゼットに、多すぎる下着と靴下は紙袋に入れて押しこめて、目についた古いものから捨てていくことにしました。
でも、ただね、ソックスや下着を買うのって楽しいのですよね(笑)。もう、この山を見ていると下手したら死ぬまで買えないとわかるのですが。
しかも、ぼろぼろになった靴下に、つぎあててはくのも、また楽しかったりするのですよね。あーあ。
◇沖ノ島の世界遺産がらみの女人禁制・女性問題を考えようと思っている私が、ひとつ決断できたのは、上の家の居間をどう使うかでした。自分の資料をおこうか、九条の会やその他の人たちが集まれる部屋にしようか、ずっと迷っていました。もう、これは後者にするしかない。よって、居間と台所の書棚も家具も、そのようにするしかない。なるべく大勢座れるようにして、私の専門とは関係ない、皆に読んでほしい本をすべてそこに集めて、DVDやビデオもそこに移す。
どっちの部屋も実は田舎から持ってきた古いぼろの家具でいっぱいで、足の踏み場もないのですけど、そこを何とか居心地のいい場所にしようと思っています。
それで、台所のすみに置いていた、祖父が昔使っていた、ぐらぐらしてちゃんと座れないひじかけ椅子も、使えるように修理しようと思って、今日、業者の人に見てもらいました。いくらかかるか心配だったのですが、ボルトを一本はめれば問題ないらしくて、それは私でもできそうなので、明日ボルトを買って来ようと思います。
そして、仏間においていた小さいテレビも、居間に移すことにしました。アンテナにはつないでないのですがDVDは見られますから、勉強会などに使えます。これも近いうちに業者の人に頼もうと思っています。
このようにして、私の戦いのための陣地作りは着々と進んでいるわけです♪
◇あ、NHKの衛星劇場で「ナポレオンソロ」の字幕版を放送中って話ですが、これはもう契約する必要はなくなりました。二万九千円だか出して、アマゾンでコンプリートボックスを買いましたから、DVDで全部見られます(笑)。今日商品が届いて、先ほど確認したけど、ちゃんと見られるようです。
ただし字幕は英語版しかありません。まああんな話ですからね、何とかなるでしょう(笑)。
それより、さっき最初の数話を見たところが、イリヤ君が恐怖ガスを吸っておろおろするという、腐女子の方々に好評の回があって、私はこれも初めて見たんですが、このときのゲストスターがイリヤ役のマッカラムの奥さんのジル・アイアランドだったのですね。
のちに「大脱走」の映画撮影のときだっけ、ちがったっけに、マッカラムの親友のチャールズ・ブロンソン(マンダムの人)とアイアランドが恋に落ちて、マッカラムと離婚してブロンソンと結婚し、その後死ぬまで仲のいい夫婦で、彼女が死んですぐブロンソンも亡くなったというのは有名な話ですが、ブロンソンの「狼の挽歌」だか何だかの映画にも、もうその時は奥さんだったジルさんはヒロインで出ていて、私は映画館の大画面で彼女を見たことが何度かあります。ブロンソンの他の映画にも出てたんじゃなかったかな。
ドラマに出てるこの時は、まだマッカラムの奥さんだったのですが、いやーもう、私はブロンソンの映画で見たときも、映画館の暗闇の中で口あんぐり開けて全身で確認したのですが、それは「こんなにきれいでも、そんなの何にもならないってことがほんとにあるんだな」ということと、「何だかんだ言っても私たちがふだん映画で見ている俳優さんたちは、一人残らず皆、一応ものすごくうまいんだ」ということでした。
ドラマを見て、あらためてそれを確認しました。ほんとにきれいな人なのですよ、もう何一つ文句なく。そして、マッカラムにしろブロンソンにしろ、彼女がきっと熱望したら(そうでなきゃ出すわけがない)望みをかなえてやって共演させてやるのだから、多分とてもかわいい、いい奥さんなのでしょう。でももう、とにかく破壊的に下手。表情もしぐさももう何もかも、ひどくてひどくて目もあてられない。英語がほぼわからない私でも、せりふが下手とわかるのだから(笑)ある意味すごいです。
ブロンソンだってそうですが、マッカラムやボーンは俳優としてすごく上等の部類です。だから演技も雰囲気も何もかもめちゃくちゃうまい。まあ当然です。その横で彼女ひとりが、浮いてるというより異次元にいる下手さ加減。いやー、マッカラムのイリヤがおびえてちぢこまっているのは恐怖ガスじゃなくて、奥さんのあの演技を間近で見たからじゃないかと思うぐらいひどい。
これって私だけの好みなのかな。実は私はいかに正しくリベラルな発言行動をする演劇人であっても、栗原小巻の演技というのが、わざとらしくて閉口で、もうどうしても受けつけられない。「欲望と言う名の電車」でヒロインやった舞台を見たときだけは、嘘八百で固めた虚飾の人生生きてる主人公にその演技がうまくはまって、あの時だけは気持ちよく見られたけど。
ジルさんの演技にも、それと似たものがあります。もっとも栗原小巻の方がひょっとしたら、まだましかもしれない。
もうその、すさまじいとしか言いようのないジルさんの下手さが気になって、それしか印象に残りませんでした。まあそれも、なつかしかったですけども。
◇はっ、また
結局長くしゃべってしまった。教育大のこと、津留先生の講演、話すことはいっぱいあるのに、しょうがないなあ、また今度。