お、書きこめるやん

で、気をよくして、どうでもいいことばっかりを、ちょこっと追加。
連休の後半はお天気らしい。誘惑に負けず、家にこもって、たまった仕事に、草取り洗濯掃除や料理にはげもうと決意してるのだけど、どうかなあ。それほど、この五月の晴れた日の空や景色は美しい。
遠くや近くに見える山の若葉の緑なんて、薄いの濃いの艶やかなの柔らかいのと、重なり合って盛り上がって、まるで花のように華やかだ。
うちの庭でも、前にお隣と共有だったころに、お隣のご主人が植えた紫蘭が濃いピンクの花をいっせいに咲かせ始めた。グラジオラスもつぼみが伸び始めている。年々背が高くなって、私より高い。この花はすぐに倒れてしまってイライラするので、今年は早めにちょんぎって、花瓶にさしてしまおうかしらん。

カツジ猫の走り回る金網の中の小さい庭では、三色すみれが咲きほこっている。なぜか上に伸びていっぱい花をつけているのが、やや不気味だ。
不気味と言えば、数年前に、いや去年だったかに植えた金蓮花が、ものすごく栄えて、庭の半ばをおおっている。丸い葉っぱはかわいいし、雨の後でその葉にころりと露の玉が乗っかってるのは、昔むかし、七夕の短冊を書く墨をするのに、里芋の葉っぱにのった露を集めろと言われて隣の畑で集めた時の葉っぱと露のかたちを思い出したりして悪くないが、何せ、はびこりすぎて、パセリをおおいかくしてしまっている。花はやっと最近、下の方にいくつか咲きはじめた。
パセリも実は茂りまくっていて、取ってもとっても食べても食べても、なくならない。山椒の木もこれまた妙にすくすく育って、葉がいっぱいついて、料理に少々使っても、あとからあとから生えてくる。
以前たしか、ここは畑だったのだよね。そのせいかしら。
あと、茗荷の苗を植えておいたらいいのだけどなあ。どっかにないかな。

カツジ猫は、その草の中をどっさどっさと飛び回っています。夜、私が帰ってくると、道の先に金網が地面に影を落としていて、そこにみごとに、猫の影も切り絵のように浮かび上がっているのが笑えます。
しかし、今日の昼は車を金網の前にとめても、迎えに出てくる様子がなく、おかしいなと思って玄関に行くと、まん前のたたきの上に、外猫のしまおが長くなって寝ていました。
ということは、と振り返ると、そこの金網にカツジが張り付いて、お皿のようなまんまるい目で、しまおをウォッチングしていました。
まったく、どっちもどっちだというか何といおうか。