おいおい
どなたさまももう聞き飽いておられるせりふとは存じますが、私はめっちゃ忙しく、しかもなぜか詳しくもないプロ野球の映画の感想書きなどにしっかりつかまってしまって、身動きがとれません。ぐぬぬ。
そんな忙しい朝というのに、毎日新聞は日曜の朝いつも、変なクイズをいろいろ掲載するもんで、ついつい老化防止とかいう口実を設けて、手をつけてしまいます。ここのクロスワードはそこそこ難しくてね、解答を出すのに必要なマスだけ、記憶で埋めて文章を作るという手抜きがなかなかできません。
しょうがないから、まっとうに全部のマスを埋めて行っていたら、ちょっともう「米国からオスプレイやステルス戦闘機など高額兵器をーーする政府」(答えはバクガイ)とかはまだしも、「理不尽な法解釈の変更により、検事長の定年延長を図るようなこと」(ヨコガミヤブリ)というのまであって笑ってしまった。攻めてんな、ひっそりと。現政権の支持者はクロスワードパズルなんてしないのかしら。
毎日新聞も『汚れた桜』の本とか出して、というより、その本のための調査をして実態を知ったことで、もう、よくよく首相に見切りをつけて、吹っ切れたんだろうか。私はこの本も、福岡の小林多喜二と言われる、獄中死した人の伝記『西田信春ー甦る死』という本も、読みたくてしかたがないのに、まだ注文出来てない。だいたい手元に届いても、読むひまなんかあるのかどうか。
コロナウィルスが福岡にも感染者が出たそうだが、皆それほど騒いでいない。先日いつもの血圧の薬をもらいに行ったら先生は「もう前から感染者はいたんでしょうけどね」と落ちついておられた。
もっとも知り合いの方のお母様はドアノブをアルコール消毒し、ネットで七千円のマスクを買われているそうで、「今、ウィルスを防ぐ効果がありますとか言って、怪しげな業者がツボとか売りに来たら、母はきっと買ってしまう」と彼は心配していた。
私の方はクルーズ船の乗客の八十代の高齢の方お二人が亡くなったというニュースを聞いて、それはもちろんとてもお気の毒だし痛ましいものの、自分の八十代がどんなか、どうもまったく予想ができなかったけれど、お金はともかく体力としてはクルーズ船で海外旅行に行けるぐらい活動できるんだろうかなと、ものすごく見当違いな希望を与えられている。
庭に私の大好きな、小さい黄色い水仙の群落が花を開き始めた。今日も暖かいし、もうこのまま春が来るのだろうか。嬉しいけれど、仕事がさっぱり進んでないのが何ともかとも悩ましい。