お祝いは茗荷
◎じゅうばこさん
「小さいおうち」、それだけ悪口書かれると、かえってちょっと見てみたくなったりして。(笑)
◎私の方は土曜日の講演がどうやら一応無事に終わって、脱力しています。週の後半の授業ノートを作らなくてはならないのですが、なかなかその気になれません。
一応一仕事終わったご褒美に、昔だったらアクセサリーや洋服や本でも買うところですが、金のない今は、スーパーで198円でずっと買いびかえていた茗荷を買いました。前は98円だったのが、198円になって、おのれと思って値下がりを待っていたら、いつまでもそのままで、ずっと買えずにいたのです。
これを、きゅうりと一緒に食べようと思っていたら、今度はきゅうりが残り少なくなっていて、明日スーパーでまた安いのを買って来なくては。
◎毎日新聞の「えらぽーと」というので、都知事候補者と自分の考えの一致を調べたら、宇都宮さんと89%一致しました。まあ、予想していた通りなのですが、むしろ11%はどこがちがったのか気になります。(笑)誰かも書いていましたが、細川さんは無回答がやたらと多くて、一致しているのかどうかもわからない。
◎国文学者の田中優子さんが法政大学の学長になり、漫画家の竹宮恵子さんも京都精華大学の学長になったとか。もちろん教授会の投票で。これが普通だと思うんですがねえ。その方が結局、誰も苦労しないんじゃないでしょうか。民主主義はたしかに手間がかかるけど、結果的には一番効率的で無駄がない制度だと思いますよ。
◎・・・と、天下国家を論じているわりにスケールの小さい私は、またこのところ、色んな人から「会いたい」「おしゃべりしたい」「食事したい」攻撃を受けて、すっかりぶちきれています。
いや、たしかにこちらも会いたい、会わずばなるまいという相手もいるので、そういう人とは万難を排して、ちゃんと会います。しかし、どう考えても、会って何を話すのかわからないし、話したいことも聞きたいことも特にないのに、ものすごく粘り強く、さまざまな工夫をして会おうと努力してくる方々がいて、正直言って私はこういう方々のお気持ちがまったくわからんのです。どう考えても私とは何の接点もないし、私のことを知っているとも思えない。
やんわり断っても、絶対にわかってくれないので、結局かなり失礼な言い方でご辞退せざるを得なくなり、こちらも大層気分が悪い。
先日とうとう、怒りといらだちが臨界点に達し、10組近い「会いたい」お話を一気に皆、お断りした。もともと別にきらいな人たちでもなかったのだが、こうなってくるともう、顔も見たくないし、声も聞きたくなくなる。
何なんだろうなあ、この「どうってこともない相手に、やたら会って話したがる」人たちの心境っていうのは。しかも、ひどく熱心に、あの手この手を駆使して。
言っちゃなんだが、私もその手のテクニックはよく知ってるので、「こざかしい!」としか思えなくて、ますます嫌悪と反感がつのる。
いや、もうやめておきます。それより自分の仕事をしないと。