お茶づけとラーメン。
◇ネットではというか、私がよくのぞくツイッターやブログでは、昨日の各地の憲法集会とともに、元自衛官で安倍政権に強く抗議しつづけて来た泥憲和さんんが６４歳で逝去されたことと、京都のラーメン屋で韓国人の俳優がテレビ番組の収録のため訪れたら、罵言を浴びせられて追い返されたということが話題になっています。泥さんのご冥福を祈ります。京都については文学の世界では（それ以外でも）誰もが知ってる大学者桑原武夫が寄付した蔵書１万点を京都市がうっかりでしょうが処分してしまって謝罪したという最近のニュースとも合わせて思い出し、暗澹たる思いです。
https://twitter.com/sangituyama
https://twitter.com/kama_yam?lang=ja
https://twitter.com/onoyasumaro
https://twitter.com/I_hate_camp
https://twitter.com/IkedaKiyohiko
しっかし、本当かどうかはともかく、京都の人の特徴として例の「お茶づけ」話のように、人への対応にすごく表裏があって、敵意や悪意や軽蔑や嫌悪があっても全然それを見せないでニコヤカに接するのがコワイとか、よく言われてたんじゃないかと思うんですが、それは都市伝説だったのか、それともそういう美しいかどうかしらんけど日本の伝統ももうすたれてしまってるということなんでしょうか。どっちにしても何がオリンピックで、何がクールジャパンだよ。あきれてものが言えんわい。
◇朝からＤＶＤで久しぶりに映画を見ています。「眺めのいい部屋売ります」っていうので、エレベーターのない５階のマンションに住む老夫婦が家の売却をしようとしてる話で、やり手の不動産屋の女性は「セックス・アンド・ザ・シティ」のミランダ役の人です。まだ途中ですけど、ブルックリンの街並みが一望できる絶好の眺望の部屋だと言うんですが、私なんかの第一印象は「これが絶景？家の屋根しか見えないじゃん」なので、すでにそこで感情移入にこけてます（笑）。アルプスの少女ハイジが街中で山が見えないと悲しむように、私なんかこんな景色は欲求不満だけがつのるけどなあ。人んちの屋根なんか、いくら見たって。いやそりゃそれで面白いかもしらんけど、「眺めがいい」と言うのか、それを。私なら木と草のある狭い裏庭が見えるだけの方がまだいいような。まあ、こういうのは好みでしょうけど。
◇そろそろ暖かくなって来たので、家の中の椅子に敷いていた毛布を全部ひっぱいで、洗濯してお日様に干して乾かしました。それをたたんでクローゼットの上の棚に載せようとして、ちょっと中継地点のその下の椅子の上に置いていたら、ゆうべっからカツジ猫が牢名主みたいに、その重ねた毛布の上にごきげんで座ってのどを鳴らしています。うう、再度洗わねばならんのだろうか。
