かき氷の季節。
◇猛暑が続いています。で、ふと気づくと、もう多分どの店でも、かき氷を始めているにちがいない。
去年私は、近くのお店で、6種類ほどあるかき氷を全部食べようという野望を抱いたのですが、しろくま、いちご、宇治金時あたりで夏が終わってしまい、制覇はなりませんでした。
博多駅の「くう天」の京都の甘味のお店でもゴージャスなかき氷を毎年出すので、あれもそろそろ食べないと。忙しいなあ。
◇今日はまたミュージカルの「レ・ミゼラブル」を見に博多座に行ってきました。何度か見ると、いろいろ全キャストの組み合わせを見たくなって、バカみたいに散財してます。
ジャベール役がどなたも皆さん、死ぬほどカッコよくて歌もうまいので、映画でジャベールやったラッセル・クロウファンの私としては毎回身の縮む思いをします(笑)。せめて帰ってパソコンで、「レミゼラブル」ファンの方々の批評を読んで、けっこうというか、かなりというか、「ラッセルが最高」というようなことを書いてくださっている方もいるのを確認して、自分をなぐさめています。
少し前にカツジ猫が「ぼくも、いけめん」というタイトルで書いてた、記事の写真で、後ろに映っていたテレビ画面の二人は、映画ファンにはすぐわかるでしょうが、「レミゼラブル」のアンジョルラスとグランテールの最期の場面です。何で私がここをコマ送りで見て確認していたかというと、この後二人は撃たれてアンジョルラスは後ろの窓からあおむけにのけぞって宙吊りで死ぬという、「義経千本桜」の碇知盛みたいな場面になるんですが、そこで彼が死の直前に右手で高くかかげた赤旗(か赤い布)が、宙吊りになって死んだときには左手でつかんでて、どうなってんだという指摘がファンの中にあって、笑ったんですが、いくら何でもそんなあからさまなミスするかなとも思い、やりかねんなしかし(そういうのって映画には、わりとたくさんある)とも思い、でももしかしたら一瞬で持ち替えたかとも思って、調べたくなったのです。とことん私もヒマですねー、ヒマじゃないんですけどねー。
そうしたら何と、あおむけに落っこちて行く本当に一瞬に、彼は右手の旗を両手でつかみ、最後に右手を離してました。だからあの画面は優れた動体視力さえあれば、別におかしくは見えません(笑)。
これも知る人は知りすぎていることですが、アンジョルラスはユゴーの原作では、ネットでどなたかが「そんな描写、腐女子の私でさえ思いつきませんでした」と書いておられるほどの(笑)ものすごい美青年のカリスマ指導者で、そんな非現実的な存在を映画ではまあそれなりにちゃんと描いて、とても自然に演じていたと思ったのですが、ネットの感想で「等身大の普通の若者っぽいのがよかった」というような声が多く、「あれのどこが等身大で普通なんだ、ありえないほど誇張されたカッコよさだったのに」と不思議に思っていました。
舞台見て何だか納得しましたね。上原さんというアンジョルラス役では有名な方のようですが、なるほど見事で、映画のアンジョルラスが、いい意味も含めて地味に見えました(笑)。もう、つくづく思ったのが、この役は絶対に照れてはいけないなという、非常にあたりまえのことでした。ジャベールもそうなんでしょうが、ユゴーの人物なんて、もうありえない人ばっかりですから、開き直るっきゃないのですよね。特に舞台では。
「レミゼラブル」関係では、まだいくつかしょーもない無駄話があるんですが、またにします。
◇ええと、前に書いた「板坂耀子喫茶室」のサイトが見つかったので、面白そうな記事をこちらのブログの書棚に移したら、新しいパソコンに変わったとたんメールは消えるわ、ブログの設定は変になるわで、九条の会関係の書棚の記事も新着順で表示されるようになってしまってます。
どうしたら戻せるかわからないんで、すみません、見たくない方は右側の書棚一覧の「日記」をクリックして下されば前と同じ表示になりますので。
ただまあ、こういう記事も時節柄、読んでいただいた方がいいのかしら。何しろ戦争法案こと安保関連法案の審議が参院に移ったとたん、首相が「中国を抑制する法案」と言い出したと、夕方カーラジオで聞いて、何だ何だと驚いたのですが、やっぱり、ネットでも問題にされていますね。
ここ↑に書かれている反応が、過激なのか正しいのか、まだ私もよく検証していませんが、少なくとも、「火事だ」「不良だ」と妙に単純なたとえ話や、「これまでいろいろ反対が多かった法案も、通ってみたら戦争にはならなかった」と、ちょっともう、どこからつっこんでいいかわからない、幼稚な理屈で答弁が続くと思うと、いきなり生々しい「中国を何とかせねば」という話が、今になっていきなり出てくるのとか、何だかもう、お粗末さだけは終始一貫変わらない。
だいたい中国対策だったら、衆議院でなぜそれを一言も言わなかったんでしょう。疲れる。
ホルムズ海峡と避難船とはどうなったんだろう。それに今のままでは、自衛隊員はジュネーブ協定の保護を受けられないっていうのも、映画「アラビアのロレンス」や「大脱走」見た程度の私の知識でも、ただならぬことだって思うのだけど、それもまだまだとりあげられてない。
こんな泥舟に自衛隊と日本を乗せるつもりなのかなあ。公明党と創価学会の人たちが怒り、高校生もデモを計画し始めてるっていうのもわかる。恐すぎる。
◇「シールズ」関係では、女性のあり方をめぐって、いろんな議論が交わされているようですが、私はこれはやはりちゃんとたがいの意見を出して行ってほしいと思う。同じ方向に進みながらも、議論するところはしてほしい。どちらの立場の人も、ちがいを示しつつ、歩みは決してとめないでほしい。
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