ことここに及んでも。
◇私は心の底でまだどこか、トランプを恐れるというよりバカにしていて、ことここに及んでもしんそこの恐怖を感じられずにいるのだが、それって、もしかしたら一番危ないのかな。この数日アメリカで起こってることの数々って、どんな意味でも絶対に笑い事じゃない。
◇そして日本では奈良県警が、医療ミスの容疑者の医師を拘留中に暴行を加えて殺したと告発されている。
証拠の写真の内出血した足を見たとき、小林多喜二の死体の写真を即座に秒速の速さで思い浮かべてしまった。
これってでも、遺族の方々は亡くなる前に面会やなんかで、このことをご本人から聞く機会はなかったのかしら。それとも本当にあっという間の短時間にものすごい暴行が加えられたってことかしら。
海外ドラマの「ハワイ５０」が第三シーズンに入ってますますテンポよく絶好調になって、楽しんでいるのだけど、容疑者をけっこう法を犯す段階まで痛めつける場面が多いのは気になっている。こんな事件が現実にあると、ますます虚心坦懐に見られそうもない。
ただ、あのドラマの中で刑事たちが掟破りの暴力をふるうのは、たとえば幼い子どもが誘拐されて救出に寸秒を争う状態で、容疑者から情報を引き出さなきゃいけない、みたいな状況下ってことに一応なってる。医療ミスの容疑者にそんなに一刻を争って聞き出さなきゃならないことなんかあるはずもなし、いったいぜんたい何がどうなってるんだか、さっぱり理解できない。
◇もういちいち抜き出せないほど、貴重なニュースや意見が満載なので、そのままリンクしておきます。
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し、しかし櫻井よしこ氏は、韓国のパククネ大統領を弁護して、あのデモは北朝鮮が背景にいるとか言ってるのか。もう、ねじれ現象も極限でめまいがする。いやまあ、とにかく大衆や民衆の運動が気に入らないという点ではねじれてはいないのかも。でも韓国のワルクチのつもりで、鬼の首でもとったように大統領を攻撃していた産経新聞の立場はどうなるんだろうなあ。
◇ふちが少しだけ削れてきましたが、月は今夜もぴかぴかときれいに光っています。用事があって夕方、湯布院を通ったのですが、沈みかけた夕日を浴びて由布岳が見たこともない美しい赤紫色に輝いていて、山が酔っぱらってるようでした。
そんな美しい自然の中を走っていたら、前を行くトラックの後ろに、さすがにあんまり大きな文字じゃなかったけど、「男ならエロくてナンボ！ ぬくならやさしくゆっくりと」と書いてあり、なんじゃこれはと目を見張りながら数秒後に、そうか追い越しマナーの話かと気づいて、笑いがとまらなくなりました。自分で考えたのならえらいけど、きっとどこかにある文句なんだろうと思って、ネットで検索したけど、これが出てきただけ。どこまでオリジナルなんでしょう。こんなステッカーあるなら、私も車の後ろにはってみようかしらん（笑）。
