これだけじゃ何なので
ところで、本棚をかたづけていたら、「越の道艸」という紀行のコピーが出てきました。大阪市立大学森文庫の所蔵で、和歌が中心の短いものです。国書総目録では作者不明ですが、実物(コピー)は末尾に「直兄」の署名。これは「夢のしおり」などの紀行を書いている神官の松田直兄なんだろうか。
中身は和歌ばっかりで大したこともなさそうですが、久足の「現地で見るといい和歌というのもある」という、変な(ごめん)鑑賞法を吹きこまれたせいで、あっさり否定しにくい気分だ。久足めが。
私はきっとこれは、東北紀行の論文を書こうとして資料を集めていた時にコピー依頼したんでしょうが、東北紀行はやたらと面白い大作が目白押しだったから、こんな小品どっかに放りこんでしまっていたんだろうなあ。
ゆきうさぎさん
拝見していると海外援助の問題なんかも連想してしまいましたよ。(笑)
さて、カツジとシナモンとゆたんぽとベッドに入ってきます。