1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. これも参考になるかもです。

これも参考になるかもです。

◇キャラママさん。
憲法学習会、お疲れさま。うまく行ってよかったですね。
江川紹子さんの、このツイートも、なかなかよくまとまってました。昨日の講演と同じような指摘をしておられますね。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130503-00024690/

◇私も早くDVD「放射能廃棄物」の感想とか書きたいんだけど、しょうもない海外ドラマばっかり見てしまってます。

今日見終わったのは、「スマッシュ」ってミュージカル制作の話で、スピルバーグが総指揮をしてるとかいうんで、「フォーリング・スカイ」といい「テラノバ」といい、あんまりサエなかったんで、これもそんなに期待しないで見たら、けっこう面白かったです。

マリリン・モンローをヒロインにしたミュージカルを作るので、主役候補が2人いる、「ガラスの仮面」みたような設定です。素朴で素直で欲のないカレンと、やる気まんまんのアイヴィーの対決ですが、見ててこのタフなアイヴィーと、上昇志向満載のエリスって青年とに、妙に反感持ってしまったのは、あまりにも、あまりにも制作者の意図にはまってるのが、自分でもわかりすぎて、ちょっとくやしい。

このドラマは、登場人物全員の歌とダンスが、わんさと出てきて楽しめるんですが、2人のヒロインはもちろん、どっちもうまいです。どうせカレンが最後はマリリンやるんだろうなってのは、何となく予測できるんだけど、そうなると、つまりライバルで憎まれ役のアイヴィーは、なかなか難しい役どころですよね。下手してヒロイン食っちゃまずいし、かと言ってライバルにふさわしい魅力もなくちゃいかんし。

で、このアイヴィー役の人、決して悪役じゃないんだけど、歌もダンスも抜群にうまいんだけど、「えー、でも絶対これマリリンじゃないよなー」と思わせてしまうのが、なんかすごい(笑)。
私だってマリリン・モンローのことなんか、よく知らないけど、そのイメージが持つ清潔さとか透明感とかが、このアイヴィーにはまるっきり皆無で、ただただパワフルで生命力にあふれてて、そのギャップのあまりの大きさに回りも本人もまるで気づいてないようなのが、見ててだんだんイライラしてくるんだよねー。完璧に制作者は、それねらってるんだろうけど。

かたやカレンは、何となく心もとない素人っぽく不器用な感じが、一種の気品になっていて、それがモンローの感じに絶妙に重なる。ゴージャスに決めて舞台に立ったら、そりゃすごかろうと思わせるし、実際すごい。
こういう役もまたすごく難しいと思うけど、これまた楽にやってのけてる。
これだけ実力のある俳優たちが、ちゃんといるっていうのが何だか圧倒されてしまう。

◇わあ、もうこんな時間? 寝ますっ。

Twitter Facebook
カツジ猫