ごたまぜとりまぜ
ワールドギフトという団体に余ったものを寄付しているのだが、去年の暮れから忙しくて荷造りをしかけたままに放ってある。その時、今年のカレンダーをいろんなところからもらったので余ったのを入れたのだが、当然もう使えないので、今年またもらったら入れ替えようと思っていた。実は夏を過ぎたころから、それを予定して荷造りをのばしていた。
そうしたら何と今年は、いつもカレンダーをくれるなじみのお店や会社から一つも送って来ない。いやどうせ毎年余ってもったいなかったので、それはいいのだが、こうみごとに一つも来ないとは、やっぱりコロナのせいでどこも不景気なのだろうか。
社民党の分裂のことはよくわからないから、何とも批評のしようがない。でも党大会で怒号がとびかい、大いにもめたと聞いて、索漠とするよりほっとして、いや総会や大会というものはそうでなくてはというか、そういうことがあるということが、救いにもなるような変ななつかしさを感じた。
共産党や公明党の大会ではもともとそういうことはないだろうし、自民党は最近では大会とかだけではなく日常でも、しんと皆が黙っている感じがして、こっちの方がむしろ恐い。
それよりYahooのコメント欄では社民党に対するものすごい悪口ばかりが並んでいて、ここまで評判悪いのかと驚いた。いろいろ理由はあるだろうが、与党がもはや政党の体をなしていないのだから、やっぱりちょっとがんばっていてもらわないと困る。
Yahooのコメント欄なんて、どうせヤラセばっかりだろうと思わないでもないけれど、その一方でオリンピックを開催しようとしている森さんの発言には、これまた見事に批判と怒号の嵐みたいなコメントばかりで、毎日新聞などが、政府の方針をそのまま紹介してオリンピック開催に特に危惧も示してないのを、正気かほんとにと思っていた私としては、いちいちまったく同感だった。しかし、これだけ誰もが、やらんでいいと思っているものを、本当に出来るのだろうか。というか、まず出来るわけがないとしか思えないのだが。
その毎日新聞の山田氏のコラム「風知草」は、原発については常にはっきり否定的だったけど、どちらかというといつも安倍政権に理解を示して私をムカつかせていた。それが今日か昨日の欄では、学術会議の任命拒否問題について歴史をふりかえりながら説明していて、スガ首相は任命拒否を撤回するしかないと結論づけていて、ちょっとおやと思った。
部屋を片づけていたら、少し前に古本で買ったヤマザキマリのコミック「プリニウス」が出てきて、五巻までしかないのだが、ついつい一気に読んでしまった。「テルマエ・ロマエ」のような軽快な面白さはないから、じわじわ読めると喜んでいたのに、この重厚な味わいもまた快感で、あっという間に読んでしまい、続きを買いそうで困っている。「クオ・ヴァディス」でペトロニウスの天敵だったティゲリヌスがやっぱりいやなキャラで登場して来ている。えげつない地方議員がトランプそっくりの顔で描かれていて、全然違和感ないものだから、大笑いしてしまった。
写真は由布院の金鱗湖にいたカモさんです。よっぽど馴れてるのか、こんな至近距離から撮っても気にしないどころか、観光客が頭をなでても平気でいました。でも、このひと、飛ぶんですかね。えらく太っていたんだけど。