小さい秋見つけた
なかなか寒くならないもんだから(寒くなってほしいわけじゃないけど)秋の服やふとんが片づけられない。今日なんてもろ、ぽかぽか陽気じゃん。
先日何ヶ月かぶりに田舎の実家に帰った。実家…うーん、もう人に買ってもらてしまったけど、親しくしていただいていて、帰ったらお茶をいただいて、書庫代わりに使わせてもらってる物置を片づけて来るみたいな場所は何と呼んだらいいのかしらん。
今年はもう庭にある柿は終わってるだろうから、食べられないと思っていたが、何個か枝にくっついていたので、帰り際にもぎとって来た。また種を植えようと思っていたのに、最初の二個は種が一つしか入ってなくて、どうしたん?とビビっていたら、今朝食べたのは、いやに何個も種があった。残すところはあと二個。素朴な味で、とてもおいしい。
庭に植えた種からは芽が出て、ひょろひょろと育っている。そのうちの一本は、小さいなりに、みごとに葉が色づいて秋!って感じである。
先日中庭に行ったら、立派な太った三毛猫が草の上で寝ていて、近づくとのそのそ逃げて行った。ご近所でエサをもらっているのは白黒さんばかりだから、これはどこかから来た新顔かな。トイレさえしなきゃ、昼寝ぐらいしても別にいいんだけど。
漫画「プリニウス」の続編(六巻以降)を買おうかどうしようか迷ってる。ヒマもお金もないしなあ。でもこれからが面白くなりそうだしなあ。
「われ清盛にあらず」も読みだした。平頼盛を主役にしていて、なかなか面白そう。でも頼盛だって、気になる動きをしている人物として、わりと「平家物語」ではちゃんと描かれているんだよな。つまり、誰かどうか早く源氏の範頼のこと、小説にしてくれないかなってことなんだけど。
そもそもどうして彼は当時も江戸時代も、あんなに無視されてしまったのだろう。最近じゃそのことの方が気になってしかたがなくなった。あまりにも黙殺がひどすぎる。だいたい、あんなものすごくスポットライトのあたる位置にいて、よく注目されずにいたものだという、そのことがほんとにすごい。甲子園でチームを勝利に導いていながら絶対ドラフトにかからず、そのことも話題にならない主将で投手の高校生ぐらいあり得ない。
新聞をチラ見しただけだけど、政府は中国と対抗するため、オーストラリアと軍事その他で協力を深めようといているらしい。私は映画「グラディエーター」と主演のラッセル・クロウにはまったせいで、オーストラリアの映画とか見て、ちょこっとしか知らないのだけどさ、あそこの国も第二次大戦中に日本軍に蹂躙された歴史をものすごく記憶して語り伝えている国じゃないかと、普通の娯楽映画を見ていてさえ感じた。ちょっと驚いたぐらいだった。そのへんの覚悟はちゃんとしてるんだろうな日本政府は。そこの記憶や意識やらは、オーストラリアも中国も、あんまり変わりがないと思うぞ。