さいそくする、ぼく（カツジ猫）

みなさん、こんにちわ

かいぬしが、うえのいえにばっかり、いっているので、
ぼくは、ふゆかいで、きげんがわるいです。

でも、きのうは、ひさしぶりに、ぶらしをかけてくれて、
わりと、いえにもいたので、ちょっと、まんぞくしました。

よる、かいぬしが、べっどにねて、てれびをみていると、
ぼくは、そばにいって、くっついて、ねます。
「まだ、しごとがあるんだよ」と、かいぬしはいいながら、
ぼくをなでていて、そのうちに、ねてしまいます。
「あー、また、あくまのゆうわくにおちた」と、
かいぬしは、なげいているけれど、
すいみんぶそくになるよりは、からだにいいと、おもいます。

うえのいえの、しろくろねこの、「まき」さんは、
このごろ、にわでねるようになったそうです。
にわの、こうじをしている、わかいひとは、
「さわられるのが、いやだったのかなあ」と、くにしているそうです。
「まき」さんは、もう、おばあさんだけど、ひとがきらいで、ちかづきません。

えさをやるときにみたら、「まき」さんのみみが、まがっていて、
「がんに、なったんじゃないかな」と、かいぬしは、しんぱいしていました。
そうしたら、わかいひとが、まきさんが、にわでねているときに、
みみをさわってみて、
「りょうほう、おなじだし、がんとかじゃなさそうです。
でも、『か』にさされてるみたいで、
それで、でこぼこになってるのかもしれません。
ちょっと、かわいそうだけど、どうしたらいいのか」
と、いってくれたそうです。

「か」は、まだいいけど、のみがつかないといいけど、と、
かいぬしは、しんぱいしています。
けっこう、じぶんかってなんだよな。
「ねているときをねらって、のみのくすりを、つけようかな」
と、いっていました。

このしゃしんは、だいどころの、てーぶるのうえで、
ぼくが、あさの「おやつ」を、まっているところです。
あさ、ぼくは、べっどで、ねていて、
かいぬしが、こーひーをわかしたり、
ぱんをやいたりしだしたら、
おきて、「おやつ」のさいそくに、いきます。
「かみさまに、みずをあげるよりさきに、
おまえに、えさをやるってのもなあ」といいながら、
かいぬしは、「おやつ」をだしてくれます。

きょうは、ものすごく、むしあつくて、かぜもありません。
かいぬしは、あせをながしながら、ぱそこんをうっていて、
「もうやってられん」と、ものおきから、せんぷうきをだしました。
そのときに、かったまま、しまっていた、
ぼくの、つめとぎを、みつけて、
「そろそろ、あたらしいのに、かえなくちゃね」といっています。
でも、まだつくえのよこに、おいたままです。
ぼくも、あたらしいつめとぎで、きぶんいっしんしたいから、
はやく、かえてほしいんだけどな。