森村桂。
◇今日も上の家の二階を片づけて、かなりすっきりしてきて気分がいい。疲れると、手当たり次第にそのへんの棚から適当な本を引っぱり出しては読んでいる。森村桂の「ソビエトってどんな国」を読んでいて、彼女はもっときちんと研究されてもいい作家なのにと、あらためて思った。いろんな意味で、本当に文学者だった人と思うし、案外この人は女性史やフェミニズムの方面からも、もっと注目されていい作家なのではないかしらん。
◇何しろ暑い。扇風機を引っぱり出したが、がまんできずにエアコンを入れてしまった。冷たいお茶を冷蔵庫に確保しているのが、せめてものなぐさめ。あれを飲みながら、今日中にしあげなければならない仕事二つを片づけるか。