さすがに驚く
隣町の映画館で、「ダウントン・アビー」の新作が今日、最終上映だったので、二回目を見て、1100円の安いステーキやらポテトチップスやらをたらふく食って、いい気分で帰って来てパソコンを開いたら、オリックスが日本シリーズで連勝してたのにも驚いたが(サヨナラホームランの吉田正尚選手は、たしか大きなオレンジ色の猫を飼ってかわいがっていたから、そこはかとなく気に入っている。まあ、どっちのチームも嫌いではないのだが)、政府が消費税を上げようと計画してるらしいので、いったい何を考えているのだと、さすがに底なしのピントはずれぶりに驚いた。
すっとぼけるのもええかげんにせえという点では、最近プーチンのロシアが、ウクライナが核兵器を使おうとしてるとか言ってるのを聞いて、世界中が多分そんなことは信用してしてなくて、自分とこが使おうとしてる下準備じゃないかと思ってるようなのにも笑うが、それにしてもウクライナがよりによって自分の国土を傷つけて汚すような核兵器使用をするわけないことぐらい、誰でもわかりきったことだろうに、デマを流すにしても嘘をつくにしても、それで世界がだまされるかもしれないと、ちょっとでも思うところが信じられない。KBGもヤキが回ったもんだ、こぐまのミーシャはどうしてるんだ、と誰にもわからないやつあたりをして見る。
そりゃま、ウクライナもヨーロッパ最大の原発を作ってるぐらいだから核に対する警戒や嫌悪は鈍いのかもしれないが、それにしたっていくら何でも、自国民をまきこむ核攻撃を計画するほど、ぼけているとは思えない。
それで消費税値上げの方だが後期高齢者の医療費負担が倍増とか、年金も切り下げるとか、もう私のようなしろうとの感覚では、政府はどうやら、もう何をしていいのかわからなくなって、野党の言うことや、国民が要求することとは、とにかく反対のことをしておけばまちがいないという判断基準しかなくなっているんじゃないかという気さえする。昔つとめてた大学のひとつで、くせ者の教授がいて、あまりにも何を考えてるかわからないので、それを警戒する別のある教授が、教授会ではとにかくその先生の発言には反対することにしていたのを思い出す。その先生の場合にはあながちまちがってはいない対応だったような気もするけど、もちろん政府がそれでは困る。まんざらこの私の感覚があたってそうにも思えるのが恐いよ、いやマジで。実際ちょっと政権から離れて休んだ方がいいんじゃないかと思うレベルだ。休んだらそのまま、息を引き取るような気がして休めないでいるのかもしれないが。
ま、「ダウントン・アビー」はやっぱり面白かった。最初に見たときは、ほぼ私だけだったが今日は最終上映だからか、十人ぐらいは観客がいて、ちょっと映画館にいる雰囲気になれた。
感想はまた明日にでも。目の前にせまっている集中講義の授業ノートができたらだけどね(笑)。
映画館の入ってるモールの食品売り場で明日のおかずを買っとこうと思ってたら、レイトショーで冷蔵のコインロッカーがある売り場に終わってからはもう入れないので、何も買えなかった。でも映画館に入る直前、北海道フェアに出くわして、シュウマイがおいしそうだったので、「今から映画見るのよねー、匂いがねー」とパックをくんくん嗅いでいたら売り手のおじさんが「解凍したばっかりだから、そんなに匂いはしないよ」とフォローになってるかどうかわからないことを言ってすすめるので、結局一パック買った。まあ匂いはしなかった。明日の朝はあれを食べよう。野菜はきゅうりもトマトも大根もあるし。
庭ではもう、ツワブキが咲きだしている。奥庭のバラもそこそこ元気である。なぜだか写真のピントが最近ぼけるのですが、修正するまでしばしこれでご辛抱を。