さむざむ。
◇医大不正入試の件、こちらのツイログが猛烈に怒って下さっていて、当然のこととはいえうれしいです。しかし、そうなると、現職のころ、教員採用試験でも同様の不正が行われているのが、周囲では常識になっていたのに、何の手も打てず行動も発言もできなかった自分の異常さにもあらためて気がつきます。思えば今、政府のむちゃくちゃな腐敗と崩壊ぶりを黙って見ているしかない、選挙にすらも行くのをやめてしまう人たちの感覚というのは、あれと共通するのでしょうか。あまりにも堂々と、目の前で犯罪が行われると、固まってしまって、叫び声さえあげるのを忘れる。あげ方も忘れる。
あのころ私は、組合活動も多分していたし、デモや集会にも今ほどではないけど、きちんと参加していました。ホームページも作っていて、えらそうなこともいろいろ書いていた。
それなのに、まるで、冷蔵庫か冷凍庫か、物置か地下室か別室のように、その件だけを「別置」して、完全にちゃんと考えもしなかった。
これじゃあもう、ナチス支配下のヨーロッパとか、奴隷制度時代の米国南部とかで、私のとる行動や過ごす毎日というのが、手に取れるほどわかるようで、ちょっと頭がくらくらするし、背すじが寒くなってくる。
https://twilog.org/Kumiko_meru
◇仕事バリバリの友人からのメールで、「五時から九時までしか仕事をしない」とあって、もともと朝型の人じゃあったけど、なるほどなあと感心しています。私もせめて、暑いところでの仕事は十時までには片づけてしまうようにしたい。
というわけで、今朝は早くからたっぷり水まきをして、草取りもしました。水をまいている最中に大胆不敵なアブラゼミが一匹、すぐ目の前の木に飛んできて、太い枝に下からぶら下がるかっこうでとまっていました。鉢植えに住みついていたらしいバッタは、このごろ出て来ませんが、すみかを変えちゃったんですかね。
◇先日、大濠の花火大会に行こうとJRの駅に行ったら、入口の近くで、おじさんが連れていたまっ白い犬が、どう見てもスピッツで、昔飼っていたバロンを思い出し、つい足をとめて「スピッツですか、サモエドですか」と聞いたら、やっぱり、はたして、スピッツでした。まだ三歳とかおっしゃってました。手入れがいいのか、まっ白い毛が、上等の絨毯のようにみっちりふかふかでした。おじさんが近くに呼んで下さったので、かがんで顔を見たら、長いまつ毛と横目づかいが、バロンにそっくりで、声を上げてしまいました。