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さんま、大根、きゅうり

さんまはイオンのレストランで定食を食べたり、焼いたパックを買ったりしてみたけど、やっぱ一番おいしいのは、ぴちぴちのナマを家のグリルで焼いたのが一番だなあ。今日また一匹買ってくるか。

それから大きな大根があるので、久しぶりに味噌汁を作ってみたり、ぶり大根を作ったり、ざくざく切ってサラダにしたり、だけどまだまだ減らない。近くのスーパーはどういうルートをつかんでるのか知らないが、5本で198円のきゅうりを売り続けてくれてるし、苦しいけれど何とかかんとか、食費は節約…できてないかなあ(笑)。でもとにかく、安いものを探してがんばっている。

わが猫カツジは最近ずっと庭のトイレの砂場ではなくコンクリートの階段の上にうんちをしてました。ヤギの糞みたいにころころしてるので、別に困りはしないものの、そろそろ砂を代えなくてはいけないかと思っていたら、いきなりまたここ数日ちゃんとお利口に、しっかり砂場を使い始めて、いったい何が気に入らなかったのかなあ。謎です。
最近は夜がうすら寒いからか、私の首にくっついて肩掛けみたいになって寝ています。

上の家で仏壇の線香が燃えつきるまで、流し読みしていた西鶴の「新可笑記」がそろそろ終わりそうです。ボケ防止もかねて、読み飛ばした短編の筋を覚えてる限りあげてみようかな。何が一番印象に残ってるかしらん。

占いが正しいかぬれぎぬか、家中で詮議中、占い者が責任をとらされたら申し訳ないと罪を告白して自害した侍の話。

徳政令で借りたものをチャラにする法律が決まり、ちょうど離婚しかけてた夫婦が妻のお腹の子どもを押し付けあった。裁判所の判断で、二人で協力して育てなさいということで、協力している内によりが戻って子どももいい子に育ち、幸せな家族になった。しかし成長して祭りのときに人からその話を聞いた子どもは突然ぐれて家出してしまった。

新規採用で募集したのに応募した侍二人の家柄を示す品や書付が、どちらも本物とにせものがまじっていた。結局どちらも採用したが、二人はそれぞれ武士として恥ずかしいと話し合ってともに自害してしまった。あとでわかったのは、その品物はずっと昔に盗まれてそれぞれの祖先に売られたもののようで、結局もとの持ち主のもとに戻った。

大名家の二人の子どもの跡継ぎの書類をもらいに都に行った侍の一人が猿から書類を奪われてせっぱつまった。もう一人はひそかにいい気味と思っていたら、帰途にまた猿が現れて前の書類を返し、もうひとりの書類を奪って行ってしまった。昔山狩りで一族を殺された猿の復讐だったようだ。

工事の時に高い場所へつりかごで上げて作業をするのに、とても恐がる男がいて、髪が白くなり老人のように無気力な廃人になってしまった。妻は彼の介護に疲れて、別の男と浮気したが、夫がやつれて死ぬのと同じころだったので、罪にならないと言い張ったが、調べたらぎりぎり微妙で認められなかった。しかしお情けで死罪はまぬがれ、妻は出家、相手の男は追放というお情けある処置になった。

あはは、けっこう覚えてるけど、きりがないから今日はここまで。細かいところはちがってるかもしれません。

昨日の月食つながりで、「ソロモンの洞窟」の挿絵の話を書いたのですが、今朝、書庫を漁ったら、昔の本がみつかったので、挿絵をコピーしときます。ごらんあれ。見ようによってはちょっと危ない絵に見えますが、それは大人の邪心というもの、子どもの私は素直に感動して見てました(笑)。

写真は庭に咲いたバラ。グーグルフォトの不調か何かでピンぼけになるのがほんとくやしい。早く何とかしないといけない。

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カツジ猫