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しっかしもう。

◇キャラママさん。
あてつけみたいに、アメリカ保険のCMがブログの上にはりつくのには、笑えるね。
一万人集会、成功して、よかったです!

今日は、「マネーボール」を見てきました(誰かがこれを「金玉」と呼んでいたのには、正しすぎて笑いこけましたが)。ブラッド・ピットはほんとに、なかなかよかったです。うらぶれて、疲れて、挫折して、屈折して、それでもいいやつなのが、まるで地みたいに自然なのがすごい。

それにしたって、町も通りも映画館も、変に静かだなーと思いながら帰ってきたら、近くの街路で、とある家から、わーっと家族の歓声が聞こえてきて、そっかー、日本シリーズだったと気がつきました。7回にソフトバンクが追いついた時だったんですね。
でも、そのあとでまた、延長戦で負けたようで、これはしばらく福岡の町は気が気じゃない気分だろうなー。

でももともとソフトバンクって、1点差で何試合も負けたあとで、いきなり18点とかとって勝って、何でそれを三分の一ずつ3試合でとらないんだとファンを嘆かせるチームだもんなー。そこがまたいいんだろうけど。

「マネーボール」の感想はまたゆっくり書くとして、何かしゃくなので、「猿の惑星 ジェネシス」の何がものたりなかったかを考えています。
どうせ、「キャプテン・アメリカ」の感想も書こうと思っていたんで、二つの映画の共通点を考えていたんですが、CG技術のすごさもあるんですが、それはさておき、どっちの映画も何かこう、「結局、最強はクスリの開発やんけ」ってとこが、気になるんだよねー。

貧弱な肉体(キャプテン・アメリカ)、未熟な知能(猿の惑星)、そのどっちもが、発展し変容し、歴史を変えるのが、新薬の開発って、それはどうも、危なっかしいし、一か八かって感じがただようんだよな。そういう風に一気に、簡単に、問題を解決してしまえるという話の展開にも。

「アイ・アム・レジェンド」の冒頭や、小説「アルジャーノンに花束を」を見るまでもなく、こういうクスリの効果って、ふつう、お話じゃ、固定せず持続しないことになっていて、まあしかし、整形が一般化しつつあるこの時代、そうでない話が(つまりクスリの効果が固定し、持続する話が)あってもいいとは思うんだけど、やっぱり何かそれって、不安だし、手抜きな感じで、感動に結びつかないんだよなー、私には。すごく大事な部分を、すっとばかされたって気持ちがして。とてつもない形容すると、前戯のないセックスみたいな(笑)。

あ、これもまた、ゆっくり書きます。

◇カツジくん。
ぐれたらだめよー。キャラママさんは、あなたがかわいくて、しかたがないんだからねー。

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カツジ猫