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しぶとい水仙


愛猫の故キャラメルが死んだあと、彼がよく座っていた庭の一角に、私が適当に植えていたラッパ水仙がひとつ、ぽかりと咲きました。
何やらキャラの生まれ変わりのようで、私は夢中で何枚も写真をとり、我ながらバカだと苦笑しました。
それはもう10年も前のことで、いつのまにか水仙は増えて、10本近い茂みになっていました。

去年の夏ごろの大雨で、隣家との境の石垣が崩れ、いい機会だからとしっかり補修して、丈夫な石垣を作りました。
それはいいのですが、その時、土は崩れたし石垣を新しくするのに大幅に掘り返したりで、どうせ水仙の球根もどこかに流れてほろびてしまっただろう、10年たったし自分のことは忘れろというキャラのメッセージかもしれないと思っていました。
実際、いつまでもそのあたりに芽が出る様子もなかったし。

そうしたら、ふと気づくと、まさににょきにょきと言わんばかりの勢いで、去年よりも更にまた増えて、クリーム色と黄色の大きな水仙が前と同じ位置にぽかりぽかりと咲き乱れました。
そうかんたんにお前の脳裡から消えてたまるかいという、キャラのメッセージのようで、思わず笑ってしまいながら、また写真をとりました。
なにせ、手入れの悪い荒れ地のような庭なので、あまりぱっとはしませんが、実物はもっときれいです。
もうひとつ、この写真のポイントは、金網の向こうに後ろ向きのカツジのしっぽが見えていることです。ははは。

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カツジ猫