じゅんぺい、新世界へ
昨日、子猫のじゅんぺいが、もらって下さりそうなお宅へ行きました。
一応お試しということですが、特に問題がなければ、そのままそこの猫になります。
よいおうちなので、そうなればいいがと思っています。
これは、うちで過ごした最後の夜に撮ったものですが、最初に比べてずいぶん大きくなったような。
一番初めの写真じゃこうでしたからね。まだ目が開いたばっかりで。耳も案外小さかったのか。しっぽも何だかさえないし。
それが今じゃこうですからね。
もしかしたら、もう格子は通れなくなっていたのじゃないかな。
彼はここ数日、格子を抜けて来ませんでした。私が呼んでも前にも来ませんでした。以前はすっ飛んで来て、得意げにするする通過していたのにね。
何度か一人でいる時に挑戦して見てだめとわかったら、すっぱりあきらめて、近づかなくなっていたのかもしれない。カッコいいのをねらう猫じゃないけど、結果としてみっともないことはしない猫のようでしたから。
彼は、トイレは上手にしていたので、お尻が汚れていることはありませんでしたが、まだ最初のよちよち歩きのころは、自分でお尻をなめるのなんか、とてもできない頼りなさで、ときどき私がお湯でぬらしたティッシュで拭いてやったりしていました。
でも、昨日は、もう高々と後脚を上げて、前脚を突っ張って、いっちょまえに上手にお尻をなめてお化粧していて、もうすっかり足腰がしっかりして来たのだな、これならどこに行っても大丈夫と、見ていて安心しました。
猫のフォルムは本当に、何をしていても、とても美しいです。
帰って来ないで、私のこともこの家も忘れて、幸せになってくれるといいのですが。
おかげで、おばあさん猫のグレイスにも、もふもふ猫のカツジにも、そしてもちろん私にも、おだやかな日々が戻りそうです。
今日はものすごくむし暑く、雨が降りそうで降らず、とうとうあきらめて、夜になってから水まきをしました。いろんな被害のニュースを見ていると、そんなことで文句を言える筋合いではありませんが、このところの雨で、庭の草がものすごく茂ってしまって、ちょっと手のつけようがありません。どこからどうしたらいいものだかと、頭を抱えています。