じわじわ
今朝だったか、カーテンをひょいと開けたら、庭のスノードロップが一気に開花して、白い星のように濃緑の草の中に咲き乱れていた。
今日は風も強くて、満開のユキヤナギが、それこそ雪のように白い花を散らせて、遠いところまで舞っていた。
ウグイスの声は今日はしなかったが、どこかで鳴き方を練習しているのだろうか。
四月から新生活を始める若い方にもらっていただこうと、使っていない器などを荷造りしているのだが、けっこうな量になりそうで、かえって迷惑かもしれない、自分で好きなものを買った方がうれしいのじゃないかと、びびり始めた。ここで迷ってもしかたがないから、明日宅急便の事務所に持って行くことにする。
今日は休日なのをけろっと忘れていて、夜にジムに行くつもりでいて、行きそびれた。明日は墓参りにでも行くかなあ。
毎日新聞の今朝の投書欄に、喫茶店で上部の企業の無茶ぶりをぼやいていた、下請けの中小企業主らしいおじさん二人が「辺野古やな」「辺野古や」と言い合って、すぐまた別の話になって行ったというエピソードが紹介されていた。タイトルは「辺野古が流行語になる前に」。でも、じわじわと、もうなってるやん。
零細企業の経営者同士が喫茶店で親会社の愚痴をこぼしているようだった。仕事が来るのはうれしいが、納期が短い、単価が厳しい。それでも下請け、孫請けでは文句を言う場もない。そんな親会社の“むちゃぶり”に振り回される嘆きに続いて聞こえてきた言葉に耳を疑った。「まるで辺野古みたいやなあ」「ほんまや、まるで辺野古や」
およそ政治には無関係と思われる商いの話で「辺野古」が飛び出すとは考えてもみなかった。(下略)