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せめて確信犯でいて

まったくさ、もう。
せめて確信犯でいて。自分たちのしていることが何なのか、わからないなんて最低だ。

昨夜はすべての深夜番組をぶったぎって、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)からのミサイルの警報をどのテレビ局も流していて、うっとうしいから早めに寝てしまった。あの夜中にどこにどう避難しろっていうんだ。子どもだましみたいな非常事態演出を毎回くりかえすヒマがあったら、かの国と少しでも交渉のきっかけをつかむために、米韓とめちゃくちゃ演習して相手を刺激しまくってる、その政策を何とかしろや。

アメリカは離れているからまだいいが、目と鼻の先の隣国だぞ。独自のつきあいの方向を探らないで何とする。本家のアメリカでさえ、中国と関係をよくしとこうとしてる気配なのに、周辺の国にはもっと独自路線で戦争回避、共存平和の工夫をしまくらんかい。ミサイル飛んだら支持率がまた上がりはせぬかと期待しているのかもしれんが。案外実際そうなりそうなのも恐いが、もしこれで支持率が回復しなかったら、もう本当に打つ手はないな。

中国から海産物の輸入を九割近く減らされて、ホタテを食って漁民を助けましょうなどと、つまらなすぎる宣伝をしているのも情けないが、貧困層の年金生活者として腹が立つのは、実際にはホタテもナマコも、ちっとも安くなってないことだ。私はどっちも好きなので、けっこう値段に目をつぶって買うこともあるから、よくわかる。ホタテとか、ちっとも安くなってないぞ! ナマコにいたっては、ちっとも売り場に現れない。しょうもない政策の上に、ちゃんと実行もしないのだから、事態が改善するわきゃないだろ。

ネレ・ノイハウスのミステリもまだ何冊か残っているのに、友人がほめていた『暗殺者たちに口紅を』(創元推理文庫)を注文してしまった。我ながら、いやんなる。

最近、庭には黄色の花ばっかりが満開。「黄色の花って強いんです」と花屋さんのオーナーが言ってたよなあそう言えば。まあ、元気出るし、いいんだけどさ。

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カツジ猫