それでさあキミはいったい誰なんだい?
今日は台風で、そう強くはないが雨と風で一日涼しかった。昨日、上の家の前庭の木や草を刈り込んで山積みにしていたのだが、放っておくとコオロギなどの虫たちが入りこんで巣にしてしまって、燃えるごみに出すときにいっしょに袋につめてしまう、かわいそうなことになりそうだったから、雨の合間に袋詰めした。今日はごみ集めがお休みなので、袋の口をしばって裏口の階段にのせている。これでも入りこむ虫がいたら、もう知らん。
散らかっているパソコン回りを片づけていたら、昔の写真の袋が出てきて、開けてみると、数年前に亡くなった三毛猫シナモンと、その少し前にいなくなったり死んだりした黒猫三兄妹だった。シナモンが見るからにまだ若い。
毎回、命日で写真を飾るときに困るのだが、庭にいたのを拾ったこの黒猫三兄妹は、大きくなってからはまだそれぞれの特徴があるのだが、子猫のときの写真はもう、どれがどれだかわからない。三匹そろって映っているのは、めったにないので、悩ましい。
見ても区別がつかないことはわかっているのに、今日もまた、じっくり見てしまった。やっぱりわからなかった。私が一番好きだった、ふわふわ真っ黒で金色のまん丸い目のアニャン。一番大きくて少し茶色っぽくて、気のいいお人好しだったナッツウ。アムロちゃんばりの美人の小柄なバギイ。皆もういない。
お盆ではあるし、誰だかわからない写真をアップしておくか。今日は終戦記念日だから、それに関することも書こうと思っていたが、眠いし、明日に回そうかしらん。