たなばたと、ぼく(カツジ猫)
みなさん、おはようございます
ぼくがしんだのは、きょねんのなつで、
その、めいにちがせまってきました。
かいぬしは、「まいつき、はなとおさしみをそなえて、
りっぱな、つきめいにちをしているんだから、
とくべつなことはしなくてよかろう」とかいっています。
まあ、へんにはりきって、ばてられてもこまるから、
ぼくもそれでいいけれど、よくをいえば、
おはかのまわりはもうちょっと、そうじしてほしいかな。
きがしげって、くさもはえて、じゃんぐるみたいになってるぞ。
すずしいから、いいんだけどさ。

かいぬしは、ぼくをさいごに、もうねこはかわないらしいけど、
さいしょにかった、「おゆきさん」という、だいせんぱいねこも、
はちがつのはじめに、しんだので、
「おまえと、おなじつきだったんだなあ。いま、きづいた」と、
かいぬしはいっています。
ほかにも、かったねこは、いっぱいいて、
いきものの、めにはみえないけど、ぼくたちは、
いまもまいにち、かいぬしと、くらしています。
おもやには、おゆきさんが、おおぜいの、いぬや、ねこといて、
ちいさいいえには、きゃらめるさんと、みるくさんと、
あにゃんさんと、ぼくがいます。
きゃらめるさんは、つよくて、のんきで、
かいぬしが、いちばんすきだったといってるねこで、
そこはちょっと、くやしいけど、しょうがないです。
でも、このまえ、かいぬしは、ぼくにはなしかけて、
「ゆうべ、おまえのゆめをみたぞ。
ときどき、みたことはあるけど、
ゆうべは、すわっている、おまえのあたまを、
うえから、てのひらで、おさえたら、
しっかり、てごたえがあって、けなみのてざわりもわかった。
あたまのかたちが、ちゃんとはっきり、つたわった。
さすが、めいにちがちかいと、ちがう」と、
よくわからない、かんしんをしていました。
たなばたも、あめがひどいからと、
なかなか、たんざくをかいてくれなかったけど、
まえのひに、あめがあがったので、おおいそぎで、
おもやのまえの、げんかんのよこに、うえている、ささに、
いっぱい、かざりをつけて、くれました。


いきているあいだは、まいとし、ぼくのことを、
なにか、かいてくれていたけど、ことしはどうするのかと、
ずっと、きにしていたら、
「かつじが、なかまといっしょに、しあわせでいますように」と、
かいてくれました。
ほかのどうぶつのことも、かいてくれて、
「はじめて、たんざくに、かかれた」と、みなが、さわいでいました。

まいにち、あついけど、かいぬしも、げんきで、ながいきして、
らいねんもまた、ぼくたちのことを、かいてほしいです。
みなさんも、まいにち、からだにきをつけてください。
したは、ぼくがいきていたころから、まいとしのたなばたに、
かいぬしが、かざっていたものです。
いちばん、したのは、しんだおかあさんがいた、ろうじんほーむで、
すたっふのひとが、つくってくれた、かざりだそうです。
かいぬしは、がくにいれて、とっていて、
まいとし、どこかに、かざります。

