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ちょうちょの続報。

◇今朝は燃えるごみを出す日なので、ついでに庭の一角にまだ残っていた笹を切り倒した。ついはずみではじめたものだから、上半身タンクトップだけの半裸状態だったため、草負けしたのか虫がいたのか、腕も首もひりひりかゆくなり、しまったと思っていたら、何とか治まったようだ。やばかったよう。
庭はまだすっきりなったとはとても言えないのだが、まあ少しずつは見られるようになってきている。ビオラがそろそろおしまいなので、新しい花を植えたいのだが、まだちらほらと咲いているので、思いきりがつかない。

そうやって、庭をかけ回っていたら、地面にちょうちょがとまっていた。見覚えのある羽の模様で、カツジ猫がつかまえてきたのを逃がした、あのちょうちょに似ている。やっぱりばてたのかと思ってつかまえたら、脚や身体は動かしているので、おせっかいかもしれないが、また三毛猫シナモンの墓の上の、黄色い花にのせてきた。ひょっとしたら大地から何か栄養をとっていたのかもしれないが。すぐに逃げもしなかったから、どこか調子は悪いのかもしれない。
花にのせた後で、じっくりのぞきこんで見たが、カツジ猫が歯で穴をあけていた、羽の破れはなかったし、別のちょうちょかもしれない。

◇昨日のイスラエルから来た埼玉の家具職人ダニさんの話では、イスラエルの軍国主義教育はなかなかすごくて、18歳で男女ともに兵役につき(そこは差別がなくていいかもしれない)、19歳の子どもみたいな若者に、爆撃機を操縦させる。小学校の校庭には、なかなかお洒落な石碑があって、卒業生で戦死した人の名前が刻まれている。写真で見た、石碑の下の方は微妙にあいていて、まだ余裕がありそうである。高校でも同じのがあって、生徒たちは冗談半分、「自分は木陰のこの碑に刻まれたい」「自分はあっちの日当たりのいい方」とか言いあうそうだ。実際その内そうやって、戦死者として名前を刻まれる者も出る。
校庭には戦闘機が飾ってあって、小学生は登校して毎朝それを見る。
映画「ミュンヘン」を見たあとに読んだ、「標的は11人」の中の、アブナーのことなどを思い出しながら聞いていた。

http://www.labornetjp.org/news/2016/1219hayasida

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カツジ猫