ちょっと気になったので
「星の切符」のアクショーノフを検索してみたら、やっぱりもう、10年ほど前に亡くなってました。
ソルジェニーツィンのことでソ連政府と対立したりして、市民権を剥奪され、作品も発表できなくなって、アメリカに亡命していたんですね。晩年には市民権もまた獲得して帰国し、モスクワで家族とともに暮らしていたのだとか。この人に限ったことではないけれど、人生がそのまま世界史と重なり合っているのだなと、あらためて思います。
カツジ猫もぼやいていますが(笑)、部屋の模様替えでばたばたしています。まあ、これが一段落すれば、しばらく仕事に集中できると思うのですが。
今日はまた昨日と一転していい天気です。しかし本当にいよいよ草取りをしないとなあ。
朝のニュースを見ていたら、佐賀市が玄海原発の事故の際の被災者の受け入れについて、市民団体からの質問状に回答していました。
がれきの受け入れもそうでしたが、こうやって「困った人を助ける」という誰も否定できないことばを振りかざして、原発の再稼働や存在を前提とした世の中を作り上げていこうとするやり方には、まったくうんざりします。
宗像市も、同じ受け入れ計画を作りつつあるようですが、あのう、だいたい、そういう事故があったときに、佐賀市も宗像市も、他町村の方々を助ける以前に自分の自治体そのものが汚染され被害にあう可能性があることは、どのくらい考えているんだろうか。
「美味しんぼ」の漫画が描いた鼻血の問題云々にしても、これは大変むずかしいことにはちがいないですが、私はやはり、「とにかくあったことは全部記録し、公表する」という姿勢でいてほしいし、それを抑制する動きは絶対にあってはならないと今考えています。映画「X年後」を見たせいもあるのでしょうが。まあまたこれは、ゆっくり書きます…いつになるかはわからないけど。そうゆっくりもしてられないけど。