模様替え始まる。
朝から雨がふってましたが、昼前にいきなり晴れたので、あわてて洗濯なんぞしました。
外猫のしまおは、最近ドライフードだけでは不満らしく、かんづめをよこせと請求します。しゃあないから三毛猫シナモンが死ぬ前に少しだけ食べてくれていた、たかーいかんづめを開けてやりました。
最近、彼はかんづめでさえ残すことがあって、それだと腹立つよなあと思っていたのですが、さすが上等のかんづめだからか、ぺろりと食べあげて、雨上りの濡れた雑草の上に座って満足の面持ちで、顔を洗っていました。ノラ猫とは思えない余裕の表情でした。
昨日、引っ越し屋のお兄さんが来て、田舎の家に移すベッドとソファをてきぱきと梱包して運び出して行きました。
猫がいるので、逃げ出さないように気をつけて下さいと、お願いすると本当に気をつけて下さいました。ていうか、私が「バカだから、すぐ逃げ出すんですよ」と念を押して玄関から入ってキッチンのドアを開けたら、カツジ猫がテーブルの上にどかっと座ってたので、「あ、いる」みたいな感じでしっかり認識して下さったようで。
お二人いらした、もう一人の若者も、猫好きなのか、ちょっちょっと手を出してカツジを呼んで下さいましたが、男の人好きなカツジも家具がなくなるのに緊張していて、遊ぶどころじゃなかったみたい。
がらんとなった家の中は案外快適で、カツジも床にころころ転がったりしています。
それでも、ショックを与えないよう、私は三毛猫シナモンが寝ていた、上の家の椅子を一つ、カツジのいる下の家に下ろしてやり、残った家具もせいぜい快適に配置しなおしてやりました。
彼はそれで安心したのか、シナモンの椅子の上で寝ています。
もっとも、こいつは私がぬぎすてた服の上で寝るのが一段と安心するのか、今も私の普段着兼外出用のオレンジ色のスモックの上に寝ておって、びくとも動かず、服を抜き取れないままに、目下私は半そでのTシャツでがまんし
ています。
今朝の毎日新聞が「美味しんぼ」の鼻血の描写について、わりとバランスのいい記事を書いてくれてて、ほっとしました。一時期、かなり批判的な姿勢でこのことを書いていて、どうなんだろうかなあと気になっていました。
風評被害をあおるということで、放射能の影響についての記事が制限されるようでは困るし、冷静にきちんとこういう被害の実態については検証して行かなければならないというような趣旨でした。
予告ばっかりしてますが、いずれ私もこのことは「X年後」の映画の感想と合わせて、ちゃんと書きます。
しかしとにかく、原発事故の周辺に暮らしている人、そこから遠くに避難した人、どちらも被害者だし、どちらも国や私たちが支えなければならないのに、その両方の利害や心情が対立するように持って行かれる状況は、ものすごくきついです。
少し前、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が、故郷に帰って高い線量の中でがんばっている人、帰らないで仮設住宅などでがんばっている人、双方にまったく同じように心をよせて、二つを並べてその苦境を紹介した記事を出していて強く共感し安堵もしました。どちらの道を選んでいる人たちも大変で、その人たちを助けるのに国は全力をあげるべきだという、責任者と敵をはっきり見据えた視点だからこそ、ああいう記事が書けるのだと思います。
この状況をほったらかして、どー考えても当座の急な問題とは思えない集団的自衛権に必死にとりくむ首相って、いったい何なのかと思います。
ところで「アナと雪の女王」の感想ですが、一応終わったつもりでしたが、何かいろいろしょうもない無駄話がとまらなくなりそうで、おまけかつづきをまた書きそうです。うーん、もうそんなヒマ、どう考えてもないんだけどなあ。今朝も燃えるごみ出すのに遅れそうになって、ゴミ袋下げて全力疾走でやっとこさ間に合ったし。今から今日の授業の「八犬伝」の、犬川荘助についての資料作らんけりゃならないし。ぎゃおぎゃおぎゃお。