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つづけまーす。

あ、どんどん、いつものように話がそれて行くわけですが、要するに、「参加できない」「そうしない」ものが、いたたまれないようにすることで守っていることなんて、いずれどっかで無理がいって、だめになって、修復できなくなるんじゃないかって思うわけですよ。
だから、祭りだって、参加したくないなあと思ってる人が、平気で参加しないでいられるやり方を、早いうちに考えておかないと、たがでしめてたものは、たがが古びたとたんにおしまいになると思うわけですよ。

だったら、それはそれでいい、たがが腐ってはずれて、一挙に崩壊するまでは放っておきましょうという美学もあるわけですが、私は何だかこれでも臆病で、そういう滅びゆくものに身をまかせる勇気がないのな。これはもう好みの問題です。
というか、そういうことをわかっていて、見守りつづけるのがすごく残酷な気がするんでしょうね。

あー、しかし、「ゲド戦記」でもそうだったけど、私はこういう、女性差別や女人禁制や、そういうことに、こだわって、傷ついて、うじうじしたり不愉快になったり抵抗したりする女の話って、はっきり言ってキライなんだよなー。
たしかに読んでおくと、こっちが戦うときの参考にはなるけどなー、それはもう、こよなく(笑)。

でも、つまんないから、子どものころも、多分今も、そういう男性社会に食い込もうとする女の話は適当に読んで、男性どうしの友情や冒険ものや戦争物の映画や小説に、うつつを抜かしてた。
それは、いわゆる同人誌の同性愛文学や、腐女子の文学とはちがっていたけど、でも絶対にどっかで重なる部分はあったし、私は女性たちが、男性どうしの愛情の話に傾倒し、没入して行ったのは、自分自身のことを考えても、精神的に解放されて癒されて、生きていく力を得るために、すごく正しい方向だったと思ってる。ていうか、それしかなかったって、よくわかる。

そう言えば、博多座のミュージカル「三銃士」面白かったから、早く感想を書こう。って、そういう話に落ちつくんかい(笑)。

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カツジ猫