とりあえず十大ニュース
だいぶ気分もよくなったので、夕方ちょっと買い物に行く。私と同じに最後の買い物に来たらしい人たちで、スーパーの駐車場はいっぱいだった。豪華なお刺し身やオードブルがずらりとまだ残って並んでいて、あれが今夜中に売れてしまうとは思えないし、どうするんだろうとまた心配に。どこかの施設とか厳しい生活の人たちに上げたりしてくれるといいのにな。
お花はもう庭の水仙でごまかそうと思っていたが、ずっと前から見ていてほしかった、ピンク色のストックがまだあったので、六束買って、置床と玄関に飾った。これは二十年前に死んだ愛猫キャラメルのお墓にいっしょに入れてやった花で、毎年この甘い香りをかぐと、キャラが帰って来たようで、切なくてなつかしくて、幸せになる。白血病でやせこけて七キロが二キロになって死ぬまで、ずっと西洋人形のようないい香りがしていた猫だった。
まあ、とりあえず、この一年の十大ニュースを書いておくか。
1 一年無事に生き延びた。これ、この年になると大事。
2 猫のカツジも元気で十三(十四?)歳になる。
3 夏にちょっと入院し、軽い手術もどき。問題は特になし。
4 春に庭で転んで、左ひざを痛める。マッサージに通いつめて、この年末にほぼ完治。元通り膝がしっかり曲がるようになってうれしい!
5 四月に小説「水の王子・村に」の紙本を自費出版。電子書籍がいまいちだったから、これが本当の出版。めでたい。
6 集中講義無事にすませる。和歌と古事記の項目を「国文学史」に加える。
7 車のスペアキーを作る。ずっと気になってたので安心。
8 水回りをリフォーム。大金をはたくが、未来への投資さ。
9 教え子たちの同窓会に誘われたのをきっかけに、何人かとの交流が数十年ぶりに再開した。わーい。
10 「九条の会」の憲法学習会に久しぶりに参加して、あいさつ。
この他、病院で仲よしになった新しい友人たちのこと、お世話になっていたご近所の方が亡くなったこと、菱岡氏の小津久足の本の感想をブログで書きまくったこと、地域の方との研究会を再開するかもしれないこと、ネットでコミックを読みだしたことなど、まだまだニュースはあるんだけど。
それにしても反省点は、国文の研究がまだ進まないこと、コロナのせいとは言えイベントがなさすぎること、こっちもその他いろいろだなあ。
年越しそばもさっきちゃんと食べた。雨も降らないようだから、明日は早めに起きて、庭の水まきをしなければ。
このホームページでも一年間本当に皆さんお世話になりました。いつも、毎日、いろいろ力づけられています。来年もどうぞまた、よろしくお願いいたします。