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どうぞご注意を。

◇朝から仕事をしていたら、電話がかかって来た。不用品を引き取りたいが何かいらないものはないかという電話だった。これに限らず、セールスの電話には毎日毎回悩まされていて、しかし教えた学生で、こういう仕事をしている者もいるはずだし、こちらも選挙のときには電話をかけたりすることもあるだろうから、すげなく断るのもと思って、せいぜい穏やかに何もないですからと言ったのだが、何をかんちがいされたのか、「そんなことはないでしょう」「毎日同じ服を着ているわけではないから一枚ぐらいはあるでしょう」「こちらも困っているので、ぜひともお願いします」などなど、あきらめない。「捨てておられるんですか」「寄付に出されてるんですか」「人にあげてるんですか」と聞かれるので、「それはお教えすることでもないから」と言ったら「なぜそうかくすんですか」と言い、まあ話が長くなったので時間を無駄にしてしまったらいやだと思ったのか、とうとう「いついらっしゃいますか」「いま電話帳で番地を見ているので、おうかがいします」などと言い出したので、「いや、そんな一方的に言われたら恐いわ。どこの会社ですか。消費者センターに相談しますから、お名前と電話番号を教えて下さい。あなたのお名前も教えて下さい」と言うと、「ちょっと聞いて下さい。落ちついて下さい」とくり返して、もちろん決して番号も名前も言わない。「こちらは落ちついています。お名前を教えて下さい。それから話をお聞きします」と、こちらもくり返していたら、いきなり切れた。

まあひょっと家か私に何かされた時のために、記録かたがた報告しておく。私に何かあったりしたら、通話記録でも調べて相手を割り出して下さい(笑)。この不景気だと業者もあせるんだろうが、ほんとに危険を感じたわ。こういうのって、不用品の処分と言ってあがりこんで、貴金属など一切合財持って行く悪徳業者もいるというから、せめて名前は名乗ってよね。念のために消費者センターに報告しておくか。

いやー、こりゃもうたしかに若い人風に「大丈夫です」と言いたくなるわ。あのことば、使って見ればよかった。

◇今、消費者センターに電話して、報告しておいた。今の法律では、飛び込みのいきなりの訪問販売は禁止されているので、電話で勧誘して不用品の引き取りと言って訪問するのだそうだ。そして準備しておいた本や品物には目もくれず、引き取りもせず、貴金属はないかとねばり、はめていた指輪を取っていったケースもあるとか。
不要品の処分は、どこの家でも課題だから、ひっかかる人は多いだろうなあ。
皆さま、本当にご注意を!

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カツジ猫