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どうやら一過性

◎洗面所に閉じ込められて、床にトイレをしてしまったカツジ猫ですが、幸いクセにはならなかったようで、今日はちゃんとまた庭の敷石の上に、うんちをしていました。いや、そりゃ、砂を掘って埋めてくれたら上々ですが、もうこうなったら外にしてくれるだけで文句は言わんよ。(笑)

◎ところで、今朝、外に出たら、例のノラ猫が玄関先に来て、金網の外に座って、じっと中をのぞきこんでいました。
朝の光の中で見ると、やっぱり下半身はやせているし、逃げようともしないので、かわいそうでエサをやりたくなったのですが、これ以上猫を飼う余裕はないしと、我慢して見ていました。

すると何も知らないカツジが、ごきげんで、軽い足取りで、壁に作った猫の出入口からかけ出して来て、いかにもうれしそうに、ふわんふわんはずんで、こちらに走ってきました。
が、ノラ猫に金網の外からにらまれると、ぴたっととまって、しゅうんと身体を縮めて伏せて、目をそらし、やがて、そろそろと反対側の金網の方に行ってしまいました。

◎私も親バカかもしれませんが、いくらカツジがビビリのヘタレの臆病者でも、何もなければ、ここまで恐がるものでしょうか。
もしかしたら、私の知らない間に、すでに金網越しにバトルをしていて、やっつけられたのかもしれません。

このごろ、よくカツジは片方の目が涙目になっています。お医者さんに連れて行こうかと思うと治ってしまうので、何が原因かわかりません。さしみの食べ過ぎだろうかとか、庭に私が植えているネギをかじっているのだろうかとか、いろいろ考えていたのですが、もしかして、ノラ猫に目をひっかかれたのかもしれないなあ。

などと私が考えている間に、ノラさんは、ゆったりとどこかへ行ってしまい、家に入ったカツジは妙に浮かれて飛び回り、クッションを床に落としてハッスルしていました。

◎昨夜はいやに風が強く、一晩中吹き荒れていました。ベッドのそばの窓から見ると、道を隔てた向かいの森の大きな木々が、山が動くようにゆさゆさとゆれ動いているのが、月光の中でよく見えて、なかなかの眺めでした。

◎授業もカルチャーセンターも、一応無事に新学期がスタートして、そろそろ自分の勉強に本腰を入れなければならないのですが、なかなか進まず、気ばかりあせる毎日です。

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カツジ猫