どんだけやせてたんだ。
◇前にも書いたように私は二月にそれまで通ってたスイミングクラブをやめて、トレーニングもできるジムに入り、せっせと自転車こぎやランニングにはげんだ結果、飼い猫のカツジの体重(4キロ半)分ぐらいは何とかやせました。
やったじゃんと浮かれて、昨日押入れの奥から出てきた、革の飾りが腰にくっついてる(だから家で洗濯できなかったから、なかなかはかないで放っといた)黒いパンツをはこうとしたら、全然入りませんでした。これを買ったのってそんなに昔のことじゃないはずなのに、私どんだけやせてたんだろ。たしかに10年前ほどは一時50キロぐらいの時があったんですが、最近はそれから10キロ以上増えてたからなあ。まだまだ先は長いと言おうか。
でもこのパンツが入るぐらいにやせたら今度は今着ている服が、おおかたぶかぶかになっちゃうんだよな。それはそれで困るんだけど。
ジムに行きはじめたのは、美容の点もさることながら、健康の面で血圧とか糖尿とかが心配だったのと、もう具体的に片方の足の膝が痛くて、歩くのも大変な時があったからです。
それも私の実感では軟骨がどうとか水がたまってどうかとか言うんじゃなく、どうもどっかを寝違えたというか、筋が一本ねじれてるとか、そんな感じで、どっかをかくっとはめ直したら一気に元に戻るというか、そんな感じだったのですね。
さしあたり、車の運転のせいだろうと考えていたのですが、筋肉をつければいいだろうとトレーニングに励んだら、かなりよくなりました。それでも何だかはかばかしくなく、どうも、ふくらはぎを鍛えたらいいんじゃないかと思って今度はせいぜいそこを集中的にやってみたら、いつからか、かなりよくなって今ではほとんど痛くなくなりました。
ただこれは、もしかしたら、ベッドを変えたせいもあるんじゃないかと思います。寝る姿勢がバランスよくなったのもよかったのかもしれません。
またいつ再発するのかわかりませんが、何しろ人体の神秘をつくづく感じさせられています。
◇都議会のヤジの件ですが、ヤジられた女性議員が涙したのがいかんとか、その人の過去のゴシップがどうだとか、とことんしょーもないことも話題になってるようですね。
泣くのがきらいという話じゃ私にまかせとけというぐらい、私は男女を問わず泣く相手には同情しません。それでも男性にはまだ少し点が甘いのは、「男は泣くもんじゃない」とか言うアホが多いから、その分逆に大目に見たくなるだけの話です。
自分自身について言うなら、私は攻撃されたり侮辱されたりした時に、そもそも「泣く」という選択肢が身体の中に芽生えないのだよね。そういう時というのは私にとっては、暴漢にナイフをかざしてのしかかられたり、正面からゴジラが突進して来たりしてるのと、まったく同様のゆゆしくかつ緊急な事態でしかなく、誰だってそういう時には泣いたりはしないんではないですか普通。もっと言うなら、崖の上から落石があったり、火砕流が流れてきた時、立ち止まって泣く人はまさかいないでしょう。
だから、そういう時に泣ける人よりは私の方が、もしかしたら気が小さくて余裕がないんですよ。そんな時に相手に弱みを見せるなんて危険なことする勇気がない。逃亡反撃逆襲もしくはとっさの凍結(シートン動物記にある、野生動物のとっさの身の守り方)しか考えられない。
どっちにしても、あのヤジのくだらなさは、やじられた相手が泣こうがわめこうが逆上しようが飛びかかって言った相手の目をくりぬこうが、別に全然関係ないと思いますけどね私は。
過去のゴシップについて騒ぐのも同じようにくだらなくて、だいたい、そんなゴシップのない申し分なく立派な人をやじるんなら、まだしも立派ですよ、私に言わせりゃ。「こいつには言ってもいい」と、相手を値踏みして言う悪口が一番下品で最低だし、そういう姿勢や観点を受け入れるようなことを持ち出す人間も、同じように低級で意気地なしです。
どうせ下品で最低なヤジとばすなら、ローマ法王か皇室の方かマフィアの親玉に言ってみなさい。そうしたら私もちょっとは感心してやるかもしれんから。
こちらで紹介した署名は7万を超えた模様です。署名して下さった皆さんに感謝します。よろしかったら、さらに多くの方々に広めていただけるとありがたいです。
あれ、まだ書きたいこともあったんですが、あとでまた来るかもしれません(笑)。