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なあんだ

せやろがいおじさん、いつもながら鮮やかです。
今回は少子化問題。「がちがちの鎧着た病人」には、笑いましたで。

叔母の遺したパールの長いネックレスがいくつかあって、親戚にあげようと思っても宅急便で送るのも不安だし、困っていました。とにかく糸だけでも替えておこうかと、今日、町の宝石店に持って行って相談したら、本物じゃなくてイミテーションでした。昔ので、とてもよくできているから、そこそこの値段はしたはずだが、今いくらの価値があるかと言えばよくわからないらしい。かえって、ほっとしました。一応預けて帰って来ました。糸を直したら、私が気軽に使おうか。「若い方はきっともらったら喜ばれますよ」と、お店の人は言っていましたが。

これは私が買って、けっこう高かった藍染のシャツは、叔母と似て手が短い私には、どうにも袖が長すぎるので、これも買った店に持って行って相談しました。切ってしまうともったいないので、途中で縫い込んで短くしてもらうことになりました。針の跡が残らないよう注意してくれるそうです。

町に行く電車の中で、中島京子の「東京観光」を読み上げました。短編集です。そこはかとない不気味さが、よかったです。「鼻」のラストの、夫の鼻についての記述、そんな話があったっけと、前を読み直した私は信じられないほどうぶですね。
立ち寄った町の本屋では、パトリシア・コーンウェルとサラ・パレツキーの新作をつい買ってしまったのですが、読む暇なんてあるのかな。

民教連のエッセイ、新作をアップしました。かなり陰々滅々の内容ですが、ぜひとも読んでいただきたくはあります。陰々滅々と言えば、「戦禍に生きた演劇人たち」の文庫本を何度も何度も、つかれたように読み返しています。こうなってしまう世界の入り口に、今私たちは立っているのか。踏みとどまることは果たしてできるのか。以前に九条の会のチラシに書いたことを、また考えてしまいます。

プロ野球のドラフト会議で、慶応大学の選手が4名ほど指名されて、その多さが話題になっているようですね。自分と何の関係もないのに、六大学野球では慶応の熱狂的ファンだった母が聞いたら、さぞ喜んだでしょう。そして、それぞれが入った先のどのチームを応援したらいいかと、さぞかし悩んだことでしょう。

教育大学の学長候補者の発表は23日のようですね。見守りたいと思っています。

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カツジ猫