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のりうつった様子はないなあ

ゆきうさぎさん じゅうばこさん

お悔やみありがとうございます。今朝はゴミ出しの日だったので、みかんのへやの、エサの残りと寝床の毛布をまとめて出しました。何の病気かよくわからないので、他の猫に使うのはやめた方がいいだろうと思ったので。

少し前に毛布を代えてやったばかりで、トイレの砂も新しくきれいにしたところだったので、あまりめいらずにすみました。まあ、そんなに悪い環境で死んだのじゃないやと、自分をなぐさめているところです。

みかんの魂がどこに旅しつつあるのかはわかりませんが、一部分でもカケラでも、カツジ猫の頭に入っていないことだけはたしかです。
昨日も私が疲れて昼寝をしていたら、ものすごいうなり声がするので、起きて行ってみたら、庭でシナモンとにらみあっていて、そのあと二匹で家に飛びこみ、くんずほぐれつの大バトルをやらかしていました。二匹ががっちり組みつきあって合体してけとばしあっているのが、巨大なボールのようでした。

おかしいのは、庭のすみっこに追いつめられていたのはカツジで、シナモンがアメリカ映画の女性刑事のように、「出てこい、このチンピラ!」とすごんでいたことです。(笑)

その後も、シナモンは平気でベッドの上で私に甘えていましたが、カツジは何だか、そわそわ歩き回っていて、心臓がバクバクしているのが見えるようでした。
とは言っても、何となくそれなりに慣れてきている風でもあり、何よりあれだけ毛を飛び散らすほどのけんかをしていながら、双方これといった傷もないのが、あまり真剣ではないのかもしれません。
カツジは耳のはしを、少しひっかかれていましたが。

私が留守の間もときどき、こんなことをしているのかもしれません。頭や顔をさわっていると、二匹ともときどき小さい傷あとがありますから。先日はカツジは大きな目のはしから血を出していて「血の涙やん」と私はあきれたのですが、別にどうということもなく、けろりとしていました。

そして夜は、私をはさんでシナモンの反対側に寝ていたのが、次第次第にずりあがってきて、昨夜からとうとう、枕の上で私の顔のわきにぴたっとくっついて寝るようになりました。
これまでは、シナモンが反対側の顔のわきにくっついて、私のほおに自分の顔や身体を密着させていましたが、カツジは私の脇腹によりかかって寝ていたのです。
それがいよいよ、シナモンと同じように、反対側で私のほおに自分の顔をくっつけて寝られるようになったので(いや、誰もとめていたわけじゃないのですが)、もう大満足だったのか、のどをグルグル鳴らすのに加えて、口の中で小さく「むにゅむにゅ、むにゅむにゅ」と言っているので、笑いそうで困りました。

それほど仲の悪い猫どうしを顔の両側で寝させていて、ひょっとけんかになったら、とばっちりで私の顔がかっさばかれるのではないかと心配して下さる方もおられるし、私もちょっと考えるのですが、まあそうなったらなった時です。
二匹はこうして、ベッドの上では一応共存して私をはさんでにらみあい、ときどき顔を接近させて鼻をふれあわんばかりにするのですが、大抵そこでどちらかが、うううと威嚇して離れてしまいます。

どうなることかわかりませんが、みかんのように、どちらがいつどうなっても後悔しないように、できるだけのことはしておいてやらなければと思っています。

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カツジ猫