ばっかじゃないの?
◇最近、腹が立つほど忙しくて、ひとさまのブログや何かもじっくり読めていないのだけど、じっくり読まないままに書くと(笑)、こちらのツイログで少し前に、外国映画の日本公開が遅すぎる、予告や邦題がひどいなどの批判が出て、それに関して、配給会社の関係の人が、自分たちの仕事を「シェフ」に例えたらしい。
当然、皆怒っているし、私もあきれてものが言えない。というか、久しぶりに吐き気がしたわ。ばっかじゃないの。何よ、その傲慢なかん違い。
たかが配給会社で、紹介者だろうが。それはもちろん大事な仕事だよ。だけど、人さまが作った作品を紹介するのに、それを「シェフ」としての自分の腕を発揮する「素材」としてしか見られないなんて、もう本当に最低だ。
私が、あるいは、これで怒ってる人たちが、何で「シェフ」発言でそんなにカッカするのか、どこが悪いのかと思う人にまで、吐き気がする。やつあたりかもしれないけど。いや、ちがうと思うけど。
こんな「シェフ」気取りのかんちがい野郎(女郎でもいいけど)、「素材」扱いしてるフグの毒にあたるか、エイに刺されるか、人食いだこにくわれるか、サメにかみつかれて、悶絶しぬいてくたばっちまえ。心の底からそう願うよ。
◇昨日(あ、もう一昨日ね)は田舎の実家に行って泊って来ました。すっかり片づいてきれいになっているので、居心地のよさは最高です。
朝、窓の外で何かの鳴き声がするので、前の晩に月を見ようと開けていたカーテンの、レース越しにのぞくと、窓のすぐ下の土手に、この前、荷物を運んでくれた業者のおじさんが、食べるとうまいと言っていた、カモたちが、何羽もぞろぞろお散歩していました。枯れ草の中をつっついたり、道のまん中を歩いたり、めったに人も車も通らない土手なので、くつろぎまくっていました。
古い方も新しい家も、どちらの庭でも、もう梅が満開になりかけていて、小さな小さな子猫だったカツジ猫が、本を運んでいた私の足元に、みゃあおと鳴いてまつわって来た、私たちの出あいの場所の梅の木が、一番いっぱい、まっ白な花をつけていました。
こちらの家で使おうと、古いじゅうたんを引っぺがし、母の部屋で使っていた、白い折り畳みテーブルと椅子も運び出して、車に積んで帰って来たのですが、家の中を片づけないと、さしあたりでも置くスペースがなく、明日の午前中に何とかしたいのに、また予定が入りそうで、もしかしたら明日一日、すべて車に積んだまま、下ろせないまま、走り回らなければならないかもしれない。もういや、真剣にいや、こんな生活。