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ぺこぺこ

ここしばらく半徹夜が続いていたので、ゆうべは早々と寝についたら、何事もほどほどということを知らない私らしく、ほぼ12時間ぶっ通しに寝て、10時過ぎにチャイムの音で目がさめた。
出て見たら、地域の共産党の方お二人で、ポスターを張らせてくれませんかとお願いに来られたのだった。もちろんほいほい承知して、ネグリジェ姿のまま外に出て、いっしょにあれこれ場所を検討し、道からよく見える格子の柵にしばりつけてもらった。

「二枚並べてもいいですか」とおっしゃるので、私が「三枚でもいいですよ」と申し上げたら、「いや、それではちょっとふざけているみたいだから」と遠慮されて、志位さんのと河野さんのと二つ並べてつけて行かれた。

パソコンを打っている窓からもポスターの裏側が見えて、魔除けみたいで気分がいい。とは言え、そのへんの鉢植えが全部枯れているので、急いで花でも植えとかないと。
でも、三枚並べたら馬鹿っぽくて二枚ならいいって、どういうこだわりの美学なんだろ、と何となく思い出してはにやにやしている。

車には、まだポスターがいっぱい積んであって、「大変ですね」と言うと、「ちょうどこの時間はどこのお宅も買い物に行かれたりしてお留守だから、なかなかお会いできなくて」と言っておられた。寝過ごしてよかったのかもしれない。

さて、私がこのホームページを作った目的の一つは、自分の生活を今のはやりの言い方で言うと「可視化」して、いい意味での見栄も利用しつつ、点検したかったからだが、思った通り、専門の学問研究が貧弱なのに、あらためて冷や汗をかいている。

作成担当者の方に、「どんなにぱっとしなくても、あくまでも国文学の研究者としての看板をあげるホームページにしたい」と言って、その通りにしてもらったのだが、研究者の人も訪問しておられるようなのを見ると、あらためて、論文を書かねば仕事をせねばと思ってしまう。これではみっともなさすぎるよ。

ひとつには、最近あちこちに発表した論文(っぽいものも含む)を、さぼってアップしてないのもある。急いで、追加補充するから、もう少し待って下さい。ぺこぺこ。

んなこと言いつつ、本日のおすすめは、「川っぷちの小屋」の「九条の会」関係のチラシ類。あっという間にすぐ読めるっていうのもあるけど、そして全部をとってあるわけじゃないけど、見直して見ると、おー我ながらやるじゃんと思うものも、そこそこあるのよ。

「危険な内閣」は、まだ安倍政権の特徴である「議論をしない」が、気づかれてない時期のものだし、「国が消える恐怖」は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が国民すべてから敵視されているただ中に書いたため、ビラを作った九条の会の事務局長さんが、市民の反発を心配して、ものすごく小さなポイントで印刷したから、読めなかった人も多いと思う(笑)。

トランプが金委員長とべたついてる今じゃ、笑い話ですけどね。こんな地方の田舎町でも、こうやって見ると、時代は動き、時は流れて行くのだなあと思います。

それと、「大学入試物語」も、特に大学関係者からは(「板坂さんと思想的にはちがうけど」と言う若手の研究者からも)けっこう喜ばれたりしたものなので、特に大学関係者の方はご一読を。
とは言っても、これ、改行や段落がほとんどない、だらだら長い不親切な文章なので、挫折されるかもしれないな。
せめて、第四章「入試が大学を食い荒らす」(2)の「上意下達もほどほどに」の、後半部分だけでもぜひ。さっき、赤線引いて、ここだけは、段落改行増やして読みやすくしましたから。

あーでも、ここはむしろ、大学以外の方にぜひ、見てほしい現状でもあるかな。
昨今の偽装統計などのニュースを見ると、現実はこんな問題をとっくに突破してしまってるようでもありますが。

あと、理由は明日か今夜にでも言いますが、「空想の森」の「クイック&デッド」もちょっと読んでみてほしいかも。理由はあとで言いますが、と、くり返す(笑)。


写真は、うちのカツジ猫。ぺこりと、おわびをしてるように見えるので使いましたが、実はベッドにおいた私の洗濯物の上で、お腹をなめているところ。なんか、かさねがさね、すみません。

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カツジ猫